コマンド入力でアイテムを開けるタスクトレイ常駐型のランチャ。コマンド入力用ウィンドウはホットキーで呼び出せる。入力補完機能を備え、コマンド名の一部を入力するだけですばやくアイテムを開ける。「pita2's launcher」のコマンド入力用ウィンドウを呼び出すには、タスクトレイのアイコンをクリックするかホットキーを押す。コマンド入力用ウィンドウにはコンボボックスがあり、ユーザがコマンドを入力することにより、あらかじめ登録しておいたアプリケーションやフォルダが開く。コンボボックスのドロップダウンメニューには登録済みアイテムが表示されるので、コマンド名を選択して【Enter】キーを押してもよい。
ホットキーは、【Ctrl】キー/【Ctrl】+【Shift】キーと組み合わせて設定するのが基本。ファンクションキーの場合は、キー単独でも設定できる。設定画面では、利用するホットキーのほか、「マウスカーソル位置にウィンドウを表示する」「コンボボックス内に現在時間を表示する」「ポップアップウィンドウを常に最前面に表示する」といった設定を行える。
アイテム(ファイル/フォルダ)を登録するには、トレイアイコンメニューなどから登録画面を開き、目的のファイル/フォルダを選択する。このときに設定された「登録名」がアイテムを開くコマンドとなる。登録名はファイル/フォルダ名から自動で付けられるが、もちろんユーザが任意に変更することも可能。また、コマンド入力ウィンドウのコンボボックスが空白のとき、【Shift】キーを押しながらファイル/フォルダをドラッグ&ドロップすることでも、アイテムとして登録できる。
通常のファイル/フォルダ以外にも、あらかじめ「特殊項目」が用意されている。「マイコンピュータ」「ごみ箱」「マイ ドキュメント」の各フォルダと、「シャットダウン」「再起動」で、ユーザが好みのものを選択して登録できる。
コマンド入力用ウィンドウは、コマンドを実行したり、マウスで他の場所をクリックすると自動的に消えるが、表示したまま(ロック状態)にすることも可能。コンボボックスにフォルダ名を表示させて、ロック状態にし、ファイルをドラッグ&ドロップすれば、表示されたフォルダにファイルをコピーできるようになっている。同様に、アプリケーション名が表示されている場合は、ドラッグ&ドロップしたファイルを、そのアプリケーションで開ける。
コマンド入力用ウィンドウはスキンに対応し、切り替えることで簡単に外観を変更できる。初期状態のものを含め、あらかじめ3種類のスキンデータが用意されている。スキンエディタを利用して、オリジナルのスキンデータを作成することも可能だ。