Windows標準のエクスプローラを利用して、アーカイブファイルを個別に解凍(展開)することなく、格納ファイルを操作できるソフト。すばやく展開できるので、アーカイブファイルだということを意識せずに利用できる。「アーカイブX」がサポートする機能は、Windows Me以降にサポートされた「圧縮フォルダ」機能に似ているが、圧縮フォルダではZIP/CAB形式しか利用できない。「アーカイブX」を利用することで、利用機会の多いLZH形式をはじめ、UNIXで用いられるTGZ形式のファイルなどもフォルダとして表示できるようになる。
Internet Explorerでのダウンロード時のダイアログで「開く」を選択すると、一時フォルダにダウンロードして自動的にアーカイブファイルを開いてくれるのも便利だ。「圧縮されている画像を見たい」といった場合に、ダウンロードしてから解凍する手間を省ける。
アーカイブファイルを操作するには通常、各形式に対応したDLLファイルを用意してシステムにインストールする必要があるが、別途用意するのは手間がかかるもの。「アーカイブX」では、DLLファイルのチェック/ダウンロード/セットアップを自動的に行うプログラムが用意されており、インターネットに接続する環境があれば、20種類以上ものDLLファイルを自動でセットアップ・更新してくれるのがうれしい。
「アーカイバ(圧縮・解凍ソフト)の使いこなし」は、パソコンユーザに必須の知識のひとつ。「アーカイブX」は、常用アーカイバとして十分にお勧めできるソフトだ。
(川越 裕之)