ソフトを開発しようと思った動機、背景
ブラウザやメーラ主体のニュースや新着情報などの入手方法に疑問を感じ、いろいろと模索していたところ、RSS(RDF Site SummaryまたはRich Site Summary)というシンプルで理想的なデータに出合い、とても感激しました。海外製でも、RSSを扱う歴史のあるソフトウェアは多く存在しますが、「Headline-Reader」は、シンプルなデータをシンプルに処理し、“すばやく快適に閲覧”をモットーに開発致しました。開発中に苦労した点
国内のRSSを配信されているサイトの多くは非常に優秀で、とても感謝しておりますが、海外のサイトなどにアクセスすると、ビックリするような異種、亜種形式のものに出くわしたりし、思わず唸ってしまうことがあります。「Headline-Reader」は、国内外を問わずに、多くのニュースサイトやBlogサイトで動作検証を行ってまいりましたが、今後も検証作業を精力的に続けていきたいと思います。
オンラインソフトウェアというジャンルに甘えないように、リリース前からソフトウェアの品質と同時に、オンラインマニュアルの充実を考え、多くの操作方法や事例を紹介できるようにも心がけ、今後もユーザ様が操作方法で困らないように努力していきます。
ユーザにお勧めする使い方
国内でもRSSを配信するサイトがドンドン増えてきました。インターネットをはじめたころはとても新鮮で、ブラウザの「お気に入り」が「お気に入り」とはいえないくらいに膨れあがってしまった記憶があります。皆さんも同じような経験はあると思いますが、いかかでしょうか? 「Headline-Reader」は“すばやく快適に閲覧”がモットーですが、配信されたデータをため込むのは禁物です。
リリース当初からとても好評だった高度な「検索項目」を使用して、受信したデータから好みのキーワードが含まれる記事を抽出する方法もありますが、好みでない記事が「Headline-Reader」上に残ってしまうのが面倒です。
そこでお勧めするのがVer.1.1から導入したフィルタ機能です。「検索項目」同様にワイルドカードを使用して好みのキーワードに合致する記事だけを受信し、不要な記事は破棄されます。趣味ならば「テニス」や「ドライブ」とか、女性の方なら服や化粧品のブランド名とか「育児」や「子育て」など、何でもOKです。日本国中のBlogサイトのデータを集約しているPingサイトと呼ばれるものを使用すると、これらのキーワードに合致する、非常にリアルタイムで新鮮な声に出合うことができ、驚かれること間違いなしですよ。
今後のバージョンアップ予定
RSSだけではなく、RSSに続くフォーマットであるAtomに関しての噂が、国内のBlogサイトやニュースサイトでも飛び交っています。国内での活動の動きが感じられずに心配されている方もおられるでしょうが、「Headline-Reader」でも、この記事が公開されるころにはAtomフィード対応バージョンをリリースする予定です(編集部注:Ver.1.11でAtomに対応しています)。
「Headline-Reader」をどうぞよろしくお願いします。
(InfoMaker)