フォルダ内のアイテム(ファイル/フォルダ)をリスト形式で一覧表示し、選択したフォルダを開いたり、アプリケーションを起動したりできるランチャ。ファイルのドロップ後にオープンするアプリケーションを選択できるほか、1回のドロップで複数のアプリケーションによりファイルを開くこともできる。「UnifyLauncher」を単独で起動すると、Mac OS XのApplicationsフォルダのアイテムをリスト表示する。リストから選択することで、階層フォルダをたどることなく、アプリケーションを起動できる。複数のアプリケーションを選択し、同時に起動することも可能。ランチャ画面内には、アイテムの一覧リストのほか、操作関連のメニューが表示される。コンパクトながら、多数のアプリケーションにすばやくアクセスできることが「UnifyLauncher」の特徴だ。
フォルダ階層の移動もランチャ画面から行える。サブフォルダはもちろん、上位フォルダ、アクティブフォルダ、さらには「UnifyLauncher」起動後に最初に開かれる「トップフォルダ」、よく使うフォルダを登録しておける「お気に入り」もメニューに表示されるため、目的のフォルダにすばやくアクセスできるようになる。
「トップフォルダ」「お気に入り」のほかにも、特定のフォルダに対して、
- 「UnifyLauncher」起動時に登録アイテムをすべて開く「起動項目」
- 逆に終了時に登録アイテムを開く「終了項目」
を設定することが可能だ。Finder上にあるアイテムのドラッグ&ドロップにも対応する。アプリケーションの一覧から選択してアイテムを開いたり、現在起動中のアプリケーションから開いたりできる。アイテムのアクティブフォルダや指定フォルダへのコピー/移動といった操作も行える。便利なのが、ドラッグ&ドロップの際、常に特定のアプリケーションから開いたり、特定のスクリプト処理を行ったりするよう設定できる「ユニファイ選択」。また、ユニファイ選択では、ひとつのファイルを複数のアプリケーション(またはスクリプト)で同時に開くといった操作も行える。
AppleScriptにも対応する。内蔵スクリプトによって、数値演算、タブテキスト←→CSV変換、改行コードの変換、テキスト文字列の検索・置換、さらにはファイルタイプやクリエータ、ロック、雛形といったファイル属性の変換などを行える。