ソフトを開発しようと思った動機、背景
自動車関係の雑誌では、ロータリーエンジンの構造とかをよく見かけますが、あくまで誌面上の固定された2次元の世界なので、実際にローターがどのように回転して動いているかを、3次元で見たいことから作成してみました。開発中に苦労した点
以前は、モデルを詳細に作成すると表示性能が追いつかず、という状況で苦労しました。現在は、すばらしく性能のよいビデオカードが手ごろな価格で購入できる状況で感謝します。残念なのは、ベンダー各社の提供するドライバ品質がまちまちであることを否めないこと。性能至上主義はさておき、品質がよくないと残念な思いをすることもありますので、今後は、性能から脱した(品質)評価もあればと期待します。
モデル作成では、本格的な3D CADは非常に高価ですし、廉価版な3D CADでは、その操作性からプログラム作成よりもモデル作成に時間がかかり、苦労します。また、モデルが重くなったりすると、処理計算中にアプリケーションエラーが発生し……。こうなると保存ができないので、泣くに泣けない状況が発生します。
プログラムではサイクル表示で、回転によりローターとハウジングのサンプリングポイントを計算から求め、テクスチャを貼り付けるアルゴリズムの作成に苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
構造はさておき、ロータリーエンジンの基本的な動きがわかれば、まずはよかったと思います。また、アクセルモードでタコメータに連動したローターの回転速度がリアルタイムに変化して見えるところがおもしろいかな、と思います。
今後のバージョンアップ予定
Ver.2.0以降は特別考えていませんが、モデルの小変更(改造)は(不定期になると思いますが)考慮しています。ただ、ほかのアプリケーションと並行で作成することになりますので、日数はかかるでしょう。
(ヤッシ)