マウスだけで遊べる幼児向けのエデュテイメント(教育+遊び)ソフト。簡単なゲームを利用して、ひらがな、数や図形、都道府県名を学べる。神経衰弱、ぬり絵などの遊びも用意されている。「まうすでできる」は、「ことば」を学ぶもの、「かたち」を学ぶもの、「かず」を学ぶものなど、全部で7種類のミニゲームから構成される。ことばを学ぶものとしては、
- ひらがなを選び、五十音順にあ行、か行……と字合わせをする「あいうえお」
- 絵を見て、その名前を穴埋めで答える「あなうめ」
かたちを学ぶものとしては、- 3種類の図形から同じ図形を選ぶ「空間認知」
- 動物の影絵を使った「どうぶつ神経衰弱」
- 都道府県のピースを日本地図にはめ込むジグソーパズル「日本地図パズル」
かずを学ぶものには、- 絵を見て、その数を当てる「数あて123」
があり、さらに、- 童話のシーンを描いたイラストに好きな色をつける「ぬりえ」
がある。いずれのミニゲームも「学び」と「遊び」の要素がほどよく組み合わされている。内容は、ひらがなや数字を覚えはじめた幼児が勉強する程度のレベル設定になっている。
クイズは、正解の選択肢が用意されているが、単にクリックで選ぶだけではなく、マウスドラッグで、ことばや図形を「完成」させることが求められる。また、選択肢(文字、数字などのピース)は一つのエリアにまとめて置かれているが、複数のピースが重なり合っているため、そのままでは全部を見られず、マウスで移動させる必要がある──「頭だけでなく、手を動かして遊ぶ」といった配慮がなされている。
各ゲームは独立しているが、ゲーム中にBGMが流れる点、正解するとチャイムなどの明るい音が鳴る点など、ゲームの進行や画面デザインはほぼ共通している。ゲームによっては、終了時や正解のたびに背景がレインボーカラーに変わり、「おめでとう」の音楽が再生されたり、リズミカルな音楽に合わせて画面上で犬が踊ったりするなど、子どもが楽しみながら学習できる。