トレーディングカードゲーム風のルールに「隊列」や「配置」といったオリジナルの要素を付け加えた対戦型カードゲーム。280種類以上のカードを組み合わせてデッキを編成し、相手の手を読みながらさまざまな戦術を駆使して勝利を目指す。ゲームで使用するカードは、大別すると「支配者」「城」「サーバント」の3種類。「支配者」は、ひとつのデッキに1枚だけ存在する、いわばプレイヤーの分身とでもいうべきカード。戦闘によって最終的にこのカードを失ったプレイヤーが負けとなる。
「城」は、傭兵を雇ったり出撃させたりするときに必要な資金を生み出す拠点であり、また、傭兵を雇うために必要な「信仰属性」の源ともなるもの。
「サーバント」は、実際に戦闘を行う将兵。同じ「信仰属性」を十分に備えた「城」が場に配置された状態で、必要な資金を支払えば雇用できる。「サーバント」には、「軽装歩兵」「ガンナー」「神官戦士」といった“ヒラ”の傭兵クラスのほかに、「軍師」「英雄」「賢者」と呼ばれるクラスがあり、これに属するカードは「戦略スキル」を使用して戦闘以外の面でも威力を発揮する。
「DarkLoad's Saga」では、「支配者」=1枚、「城」=20枚、「サーバント」=40枚でデッキを編成する。「同じサーパントや城は4枚まで」などの制限はあるが、個々のカードをどう組み合わせるかはプレイヤーの自由だ。
対戦はターン制を採用しており、敵味方ともに「維持」「ドロー」「収入」「戦略」「雇用」「戦闘」「終了」の各フェイズを交互に繰り返すことでゲームが進行する。特徴的なのは戦闘フェイズで、自分の雇用している傭兵の中から出撃させるものを選び、それを「前列」「中列」「後列」の3×3の隊列のどこかに配置するという独自のシステムが採用されている。