「簡易待ち受け画像メーカー」は、携帯電話の待ち受け画像を作成できるソフト。NTTドコモ、au、ツーカー、J-フォンの各キャリアの携帯電話約170機種以上に対応し、インターネットを介したライブアップデートで対応機種を簡単に増やせる。また、画像に文字や絵を入れたり、セピア調にできたりといった豊富な編集機能も搭載されている。読み込み、書き出しともにBMP/PNG/JPEG形式の画像に対応している。画面は、メイン画面、元画像プレビュー、画像エフェクトの3画面で構成されている。メイン画面の対象機種リストから機種を選択するだけで、画像サイズと色数を自動的に設定できる。使っている機種がリストにない場合でも、設定ファイルを編集すればリストに追加することが可能だ。また、「update」ボタンをクリックすることで、作者のホームページから最新の機種情報を取得することもできる。
待ち受け画面の作成は、(1)元画像の取り込み、(2)機種選択、(3)画像編集、(4)画像の保存という4ステップ。画像ファイルは、フォルダから開けるほか、クリップボードからコピーすることもできる。画像ファイルを開くと、元画像プレビュー画面に画像全体が縮小表示されると同時に、設定した機種の画像サイズに合わせて、メイン画面の出力イメージエリアに元画像の一部をトリミング表示する。元画像プレビュー画面では、表示位置の調整や、画像の拡大・縮小が可能。出力イメージエリアの画像を見ながら細かく調整することもできる。
多彩な編集機能を持つ画像エフェクトウィンドウを備えていることが大きな特徴の一つ。画像に文字や絵を描き入れられるほか、画像の明るさの調整や減色を行うことも可能。輪郭ぼかしやシャープ、モノクロ調やセピア調といったフィルタを適用することもできる。たとえ編集に失敗しても、元の画像に戻す機能を搭載しているので安心だ。完成した画像は、JPEG/PNG/BMP形式で出力できる。ファイルサイズの上限を設定しておくと、指定されたファイルサイズに収まるように画像品質を自動調整して保存してくれる。また、設定したサイズにピッタリと合わせてくれるジャストフィット機能もある。
もう一つの特徴として、作成した待ち受け画像を作者の運営するコミュニティサイト「ケータイDB」に簡単にアップロードできることが挙げられる。「ケータイDB」から登録画像をダウンロードして待ち受け画面にしたり、友だちにメールで画像を送ったりできる(利用するには無料の事前登録が必要)。