Windowsの壁紙を自動的に変更する機能を持つ壁紙チェンジャ。壁紙の表示・変更方法に関して、細かな設定を行えることが特徴。「Wonderwall2」は、非常に詳細な設定項目が用意された壁紙変更ソフト。壁紙の変更間隔や表示方法、変更順序を指定できるのはもちろん、画像に白黒化/セピア化/ネガ反転といったフィルタを適用した上で壁紙にすることも可能だ。画像を拡大(縮小)する際のアルゴリズムを選択することもできる。
壁紙として使用する画像の登録は、ファイルが含まれるフォルダ単位で行う。対応する画像形式はBMP/JPEG/PNG/ICO/PSDなど計18種類で、指定フォルダ内の対応ファイルがすべて登録される。
壁紙は、指定秒数ごとに自動的に変更されるよう設定できるほか、ホットキーや常駐したタスクトレイメニューから手動で変更することも可能。自動変更に設定されていても、ユーザが任意の時点で自由に壁紙を変えられる。「次へ」「前へ」「一時停止」などの操作が可能なほか、ホットキーでは、どんな状態にあっても常にあらかじめ登録した壁紙に戻す「パニックチェンジ」を利用できる。パニックチェンジ状態では、自動変更機能も一時停止するため、パニックスクリーン表示中に時間が経過して壁紙が変わってしまうことがない。
壁紙の表示パターンは、Windowsの壁紙設定と同様、並べて表示、中央に表示、画面サイズに拡大(縮小)表示から選べる。また、しきい値を設定することで、極端に小さな画像を拡大表示してしまうことを防げる。拡大(縮小)時に利用するアルゴリズムは、画質と変換時間が異なる4種類から選択することが可能。さらに、上下反転、左右反転、白黒化、セピア化など、8種類のレタッチフィルタを適用した上で壁紙に設定することができる。
そのほか、一定以上CPU負荷がかかっている状態では壁紙変更を行わないようにすることが可能で、フォアグラウンドで重要な作業を行っている場合でも安心して使用できる。壁紙変更時にサウンドを再生する機能や、画像を壁紙にするのではなく、単に順番に表示するスライドショウ機能も搭載する。