Mac OS Xのメニューバーに、アプリケーション/書類のファイルやフォルダ、エイリアスなどの項目を含むカスタムメニューを追加できるソフト。「AliasMenu」は、Mac OS Xのメニューバーに、ユーザが自由にメニュー項目を追加できるメニューカスタマイズソフト。登録できる項目はアプリケーション、書類、フォルダ、環境設定パネル、テキストクリップ、AppleScriptなど幅広く、Classic Mac OSのアップルメニュー同様、フォルダや書類、アプリケーションなどへのアクセスを簡略化してくれる。登録項目は階層化が可能で、グループ管理することができる。
ユーザのMac OS Xへのログイン時にメモリに常駐し、(ユーザごとの)カスタムメニューを読み込んでメニューバーに表示する仕組みで、登録した項目がFinderおよびすべてのアプリケーションのメニューバーにアイコン表示される。このアイコンからプルダウンメニューで登録項目にアクセスする。
カスタムメニューへのアクセスには、キーボードショートカットを使用することも可能。また、メニューから直接項目を開けるほか、【option】/【command】などの特殊キーと組み合わせることにより、Finder上で表示(Finderの「オリジナルを表示」と同じ)、「情報」を表示(「情報を見る」と同等)などの操作を行うこともできる。
項目の登録は簡単で、設定画面で「新規空メニュー」を作成し、作成されたメニューフォルダに、登録したい項目のエイリアスをコピーするだけでよい。また、「クイックスタートメニュー」機能が用意されており、「書類」(ユーザのDocumentsフォルダ)、「アプリケーション」「ユーティリティ」「システム環境設定」については、各フォルダに登録済みの項目を含めて、ワンタッチでメニューを作成できるようになっている。
登録できるメニュー数は最大32個。各メニューには最大5階層までのサブフォルダを作成できるため、登録可能な項目は事実上、無制限といってよい。表示アイコンの大きさは、なし(アイコン表示をしない)から最大128×128ドットまで。メニュータイトルの間隔やテキストのフォントサイズの調整も行える。