ボードに乗ったみこ(巫女)さんを操り、ハイジャンプや壁ジャンプ、ハイパーブーストなどのテクニックを駆使してゴールを目指す3Dアクションゲーム。「みこさんのミラクルボード」はその名の通り、空中に浮かんだり、ジャンプして壁を上ったりできる不思議なボードに乗ったみこさんを操るアクションゲーム。レースゲーム的な要素を持ち、スピード感に溢れたプレイを楽しめる。一筋縄ではいかない“激ムズ”の通常ステージのほかに、ゲームの概要を理解し、テクニックを学べるモードもある。
ゲームを特徴づけ、“激ムズ”にしているのがコースの難しさだ。プレイヤーは、コース上に置かれたアイテムを取りながら、みこさんがコースアウトしないように操作していくが、最も簡単なコースでも、普通にジャンプしただけでは飛び越すことができない断崖絶壁や、垂直の壁を伝って進まなくてはいけない難所があり、非常に手強い。
こうした難所を滑り抜けるために必要とされるのが「ハイジャンプ」「壁ジャンプ」「ハイパーブースト」などの高度なテクニック。通常の操作でもブーストキー(初期設定では【Z】)での急加速や、ジャンプキー(同【C】)でのジャンプが可能だが、これらを組み合わせて使うことで、高度な滑りができるようになっている。
ハイジャンプは、減速キー(同【↓】)とブーストキーを同時に押してバク宙を決めた直後にジャンプキーを押し、通常では届かない高さや距離をジャンプするもの。壁ジャンプは、空中に浮かんだ状態で壁に当たりながらジャンプキーを押すことで、壁を利用して上にジャンプするテクニック。このテクニックを上手に使えば、垂直にそそり立った壁やオーバーハング気味の壁をよじ登ることができる。ハイパーブーストは、バク宙したあともブーストキーを押し続けてタメることで、通常では不可能な急加速を可能にするテクニックだ。
このほかにもさまざまなテクニックがあり、すべてをプラクティスモードで習得できる。プラクティスモードには「空中ブースト」「壁ジャンプ」といったゲームで有効なテクニックだけでなく、ゲームに登場するジャンプ台や鳥居といったポイントについても詳細な説明が用意されている。
ゲームモードは、全5面の「通常ステージ」、全22項目の「プラクティス」と、現時点の最速プレイ情報を作者のサイトから取得して、そのリプレイを見たり、そのレコードに挑戦したりできるタイムアタック」の計3種類が用意されている。自分のプレイをカメラ位置を変えながら確認することができるリプレイもある。また、設定により、解像度を変更できるほか、「フォグを使用する」「雪を降らす」といったオプションをON/OFFすることもできる。