「えいご漬け」は、英単語の聞き取り・書き取り練習を繰り返し行うことで英語を学習できるソフト。桐原書店「データベース3000基本英単語・熟語」に収録されている単語とセンテンスを利用しており、1,434単語、1,702文を学ぶことができる。

トレーニングメニューは6段階のレベルで構成され、基本的な単語学習からTOEIC600点を目指す人まで幅広く対応する。また、前置詞、熟語といったメニューも用意されており、目的ごとの練習も可能だ。練習は、80語程度を収録する「バンド」という単位で行い、練習パターンは、「word（単語）」「sentence（文）」「word＆sentence（単語と文が交互に出題）」の3種類から選択できる。

word問題では、まず単語の日本語訳が表示され、正しいつづりを入力すると、ネイティブによる音声を聞いて確認できる。わからない場合はヒントボタンをクリックすると、つづりが薄く表示されるので、それを入力すればよい。

一方、sentence問題は、音声で流れる英文を聞き取って入力していく。正しく入力すると、日本語の意味が表示されるほか、主語は青色、述語は赤色といったように、英文の構造をビジュアル表示で確認できる。いずれの練習パターンも、何度も間違えたりヒントを利用すると減点され、2回以上書き取り練習しなければ次の問題に進めない。

結果では、わからなかった単語の数が表示され、それらのみを何度も繰り返して練習することができる。また、同じ単語や文を何度でも練習することも可能だ。

word練習は、レベルが上がると日本語訳だけではわからない単語が多くなってくるが、その際は音声を聞くタイミングを変えることで、難易度を調節することができるだろう。

sentence練習は単語数の多い文がたくさんあり、初歩レベルでも慣れないうちは最後まで聞き取るのが難しいかもしれない。さらに、そのレベルで学習する単語よりもあきらかに難しい単語が文の中で出てくることもある。