わかりやすいエクスプローラ風の画面で、「お気に入り」の編集や更新チェックなどを行えるソフト。内容更新のチェック方法を3種類から選べるのが特徴。「FaEdit」は、頻繁に閲覧するWebページ=「お気に入り」(ブックマーク)を整理・保存するためのソフト。最後にお気に入りを閲覧してから、更新されたかどうかを簡単にチェックできる。閲覧中ページのURLをドラッグ&ドロップなどで登録できるほか、ブラウザからデータをインポートすることも可能。「FaEdit」の登録データをIEのお気に入りなどにエクスポートする機能もある。
メイン画面は、エクスプローラ風の2ペイン構成。左ペインにはお気に入りフォルダツリーが表示され、右ペインにはタイトルや更新日時、コメント、お気に入りにアクセスした回数などがひと目で確認できるリストが表示される。お気に入りは、URLやページタイトル以外に、コメントを付けて登録できる。これらをキーワードにして、お気に入りを検索することも可能だ。また、各お気に入りに重要度を設定することもできる。
お気に入りデータの追加は、ブラウザからのドラッグ&ドロップでURLを取得できるほか、URLやタイトルを直接入力することもできる。また、「サーバーモジュール」機能を使えば、ブラウザに表示中のURLを、コンテキスト(右クリック)メニューの「FaEditに追加」から簡単に追加可能だ。IE、Netscape 4/6からのデータのインポートにも対応する。
大きな特徴は、内容更新のチェック方法を「選択されたお気に入りのみ」「選択されたフォルダ内のお気に入り」「フォルダ内のサブフォルダ含めすべて」の3種類から選べる点。チェック結果は、タイトルの前に「更新なし(アイコンなし)」「更新あり(電球アイコン)」「タイムアウトエラー(時計アイコン)」「何らかのエラー(×アイコン)」で表示される。更新されているかどうかの判定方法は、「日付から判定」「前回チェック時からのサイズの変化から判定」「更新日時などを表す文字列を解析する正規表現による判定」の3種類が用意されている。最適な判定方法をウィザードで決定することも可能。あらかじめユーザ名とパスワードを登録しておけば、ユーザ認証の必要なページをチェックすることもできる。
データは独自形式で保存されるが、IEのお気に入りやNetscape 4/6のブックマーク形式でエクスポートすることも可能。複数のお気に入りファイルの作成や、IEのお気に入りから取得したデータをNetscape用ブックマークのデータとして出力することもできる。
そのほか、プロパティの「アンテナ」タブにある出力設定にチェックを入れておくと、更新日時一覧を含んだHTMLファイルを出力することができる。