よく使うアプリケーションや書類、フォルダなどを登録して、コンテキストメニューから開けるようにするユーティリティ。「OpenMenu」は、コンテキストメニューに項目を追加し、ここからさまざまな操作を行えるようにしてくれるメニュー形式のランチャ。メニュー項目としてアプリケーションや書類ファイルを登録して、コンテキストメニューから開ける。また、コンテキストメニューを階層化することが可能で、項目をグループ別に管理することができる。AppleScriptを登録することも可能。項目の登録はドラッグ&ドロップで簡単に行える。
例えばアプリケーションを登録することで、Finderで選択したファイルを、関連付けされていないアプリケーションで簡単に開けるようになる。登録項目ごとに細かな設定を行うことが可能で、「常に表示」「ファイル/フォルダが選択されているときだけ表示(または非表示)」「特定のアプリケーションのときだけ表示」など、ユーザが使いやすいように、自由にカスタマイズすることができる。あらかじめ設定することにより、指定アプリケーション上では「OpenMenu」を無効にすることができるほか、Finderでのみ有効にすることも可能だ。
AppleScriptを登録することも可能で、ファイル/フォルダやテキストを対象としたさまざまな操作をコンテキストメニューから行えるようになる。インターネット検索、日英/英日翻訳、画像フォーマット変換などのスクリプト約50本が付属しており、すぐに使いはじめられる。
項目の登録は、設定用のプログラム「OpenMenuPrefs」を使って行えるほか、Finder上で直接コンテキストメニューを開いて行うこともできる。アイコンやURLのドラッグ&ドロップなどで簡単に登録できる。設定により、項目の表示順の変更やセパレータの挿入、グループ作成によるメニューの階層化なども行える。
Mac OS Xでは、マウスの長押しで(【control】キーを使わずに)メニューを開くことも可能だ。