さまざまなモンスターと戦いながら、200個にも及ぶアイテムをすべて集めることを目的としたRPG。「Item-Master」は、“アイテムコンプリート”というユニークなアイデアで成立したアクションRPG。ゲームは漁の最中に嵐に見舞われ、見知らぬ土地に流れ着いた主人公が、自分の島に戻るために、浜辺に打ち上げられていたところを助けてくれた女性リースとともに旅をするところからはじまる。次々に遭遇するモンスターを倒し、モンスターの落とすアイテムを使いながら、二人は旅を続ける。島へ帰ることより、リースとの冒険を続けることを選んだ主人公は、キールという町に到着。ここで主人公はリースの勧めで「旅人の会」に入会する。この「旅人の会」は、アイテム収集を目的とする冒険家たちの集まる会だった。そして主人公も、すべてのアイテムを手に入れるための冒険を続ける……というストーリー。
基本的なゲームシステムは、モンスターと戦うことで経験値を上げてスキルを獲得し、拾ったアイテムで装備を充実させたり、HPを回復させたりというオーソドックスなもの。モンスターは2〜7匹にひとつの割合でアイテムを持っており、どのモンスターでも同じ確率でアイテムを落としていく。ただし、アイテムキャパシティの数値によって落としていくアイテムが決まるため、すべてのアイテムを揃えるのはなかなか大変。アイテムは、ところどころに置かれた宝箱からも手に入れることができる。
「旅人の会」では、アイテムが大きく「スキル」「消費アイテム」に分けられており、それぞれのセクションでレベルが設定されている。レベルは、課題アイテムのクリアで上げることができる。徐々にレベルを上げながら、最終的にすべてのアイテムを入手することがプレイヤーの目的。すでに集めたアイテムの一覧は「旅人の会」で見ることができ、どれだけ集めたかを確認しながらゲームを進められる。