人物の生没年の一覧を色付きバーで表示するソフト。表示させる基準の年や範囲を自由に設定できる。「人物年表」は、人物の生まれた年(生年)と亡くなった年(没年)を色付きの横長バーで表示し、同時代に生きた人々の一覧年表を作成できるソフト。年表表示画面は2ペイン構成。左側に人物名/生年/没年を、また右側には存命期間を示す横長のバーと、生年/没年/人物名/没時年齢(生存者の場合は現年齢)を表示する。
年表に表示させたい人物は、「人物情報」を登録する。人物情報には名前/ふりがな/生年/没年/年齢/分類の6項目が用意されている。「生年」「没年」は西暦に加えて月日の単位まで入力可能。記憶があやふやな場合は、年の末尾に「?」を付加したり、諸説ある場合には、違う年月日を追加して入力・表示することもできる。
「年齢」は、生年/没年のいずれかが不明の場合で、およその年齢がわかっている場合に使用する。その場合、生年か没年のどちらか判明しているデータと年齢を入力して「計算」ボタンを押せば、わからない部分を表示させることができる。数え年の計算にも対応する。
分類項目を設定すると、分類別に並べ替えたり、表示色を変更できたりと、一覧表に変化を付けることができる。
「基準年」を設定することで、その年を中心に年表を表示させられる。また、年表の表示を開始する年、終了する年は「年範囲」で指定できる。「年間隔設定」では、「縮小」「通常」「拡大」の3段階で年表の表示間隔を調整可能。そのほか、「ズーム」機能を利用して、年表全体を10〜300%の範囲で拡大・縮小表示することができる。
名前、生年/没年、基準年、ヘッダ年は、色、フォント、フォントサイズを自由にカスタマイズできる。データは、名前の五十音順/五十音逆順、生年の早い順/遅い順、没年の早い順/遅い順の6種類で並べ替えられるほか、「分類」を設定済みのデータについては、分類単位で並べ替えることもできる。レコード単位で、生年、没年、年齢の非表示や「分類」を設定することも可能だ。
作成したデータをインポート/エクスポートすることも可能。CSV形式または同作者による年表作成ソフト「萌年表」の基点年データに対応している。