パソコンのソフトウェアやハードウェアの情報を表示、ファイル出力できるソフト。「PCView」は、ソフト起動時にパソコン内のハードウェア/ソフトウェア情報や環境設定情報を収集し、表示してくれるソフト。表示された情報をtxt/csv形式に書き出すことが可能なほか、収集したデータをメール送信することもできる。表示できる情報は大きく分けて「PC情報」「CPU」「NetWork」「Application」「Printer」の5種類。画面では、それぞれがタブで分類されている。
「PC情報」タブで示される情報は、Windowsのバージョン/Product ID、IEのバージョン、現在のディスプレイ解像度、物理メモリとシステムハードディスクの容量/使用量/空き容量、接続されている各ドライブの容量/空き容量/ファイルシステム種別。利用中のパソコンがOEMマシンの場合は、製造者やモデル名もあわせて表示される。
「CPU」タブでは、CPUのベンダーID/種類/動作クロック/キャッシュ容量/シグネチャ/シリアルナンバーが表示される。
LAN環境が構築されている場合は、「NetWork」タブに、ユーザ名/コンピュータ名/ホスト名/ドメイン名/ワークグループ名/コンピュータの説明や、IPアドレス/サブネットマスク/ゲートウェイ/DHCPサーバ/プライマリおよびセカンダリDNSと、ネットワークアダプタ名、MACアドレスが表示される。
「Application」タブでは、パソコン内にインストールされているソフト一覧が表示される。なお、Windows 2000/XPではソフト一覧に加え、各ソフトのバージョンも表示される。
「Printer」タブでは、ネットワークプリンタを含め、利用可能なプリンタ一覧が表示される。
これらの情報は、「保存」タブでtxt/csv形式に書き出すことが可能。保存ファイル名は、コンピュータ名/ユーザ名/IPアドレス/MACアドレスから選択できる。また、SMTPサーバなどを設定すれば、マシン情報をメールで送信することも可能だ。「自動保存」「自動終了」を設定することが可能で、両方を設定した場合は、「PCView」のウィンドウを表示することなく、パソコンの情報を保存してくれる。