「YellowCard」は、絞り込まれた機能や、大きめのタブボタンを配置した画面デザインなどで、はじめてでもわかりやすく、操作のしやすい住所録ソフト。個人情報をグループ分けして管理できるのが特徴。画面デザインのアクセントとなっているパステルカラーの色設定などはカスタマイズすることができる。

「YellowCard」では、ひとり＝1枚のカード形式で個人情報を管理する。管理できる項目は、氏名/ふりがな、会社名/役職、住所、電話番号（会社/自宅/Mobile）、メールアドレスなど。そのほかに大・小計三つのメモ欄が用意されている。登録する個人情報を四つのグループを使って分類することが可能で、初期状態では「お仕事」「友達」「結婚」「年賀」が用意されている。もちろん、ひとりの人を複数のグループに所属させることができる。グループへの登録はボタンのON/OFFだけで簡単に行える。

登録された情報は、メイン画面で一覧表示される。すべての人をまとめて表示させられるのはもちろん、氏名のふりがなや所属グループでフィルタを行って表示させることができる。ふりがなでのフィルタは切り替え用の大きなタブボタンで、またグループでのフィルタはボタンのON/OFFで行える。

カラー設定や表示フォント設定などは、ユーザが好みでカスタマイズできる。パステルトーンでまとめられたカラーは、プレビューで確認しながら、スライドバーを使って簡単に変更できる。タブボタンに表示させる文字列やフィルタ方法、グループ用のアイコンやグループ名などをカスタマイズすることも可能だ。

画面上に配置された操作系は、インデックス切り替え用のタブボタンとグループ切り替え用のボタン、そして検索機能を呼び出すためのボタン程度と非常にすっきりとしている。登録できる情報も完全に絞り込みが行われていて、「手軽に、使いやすく」といったコンセプトが明確に伝わってくる。いわゆる多機能住所録ソフトなどに比べれば、機能面で物足りなさを感じるのは否めないが、管理したい情報がさほど多くはない、というユーザであれば、ぴったりのソフトだといえる。

やっとMac OS Xに対応しましたが、現在、「郵便番号→住所入力」の機能追加を行っています。今後ともよろしくお願いしまーーす。＼(^o^)／