主に初心者用の二人打ち麻雀と、上級者まで幅広く楽しめる四人打ち麻雀をセットにした麻雀ゲーム。オーソドックスでシンプルな画面デザインと操作性のよさで、純粋に麻雀を楽しめる。「麻雀ゲーム『人和&天和』」は、もともと別々に公開されていた四人打ち麻雀「人和」と、二人打ち麻雀「天和」の2本をセットにしたゲーム。いずれも“人間同士の麻雀と同じ”をコンセプトに作成されており、配牌やツモ牌などに細工は加えられていない。また、BGMや打牌の音、キャラクタの絵などの要素を付け加えないことにより、純粋に麻雀のみを楽しめるようになっている。「人和」「天和」ともに一人のプレイヤー対コンピュータで遊ぶ。
「人和」は、本格四人打ちの麻雀ゲーム。ルールや役は、麻雀の入門書などに書かれているような一般的なものを採用している。ルール設定により、「食いタン」「先付け」「二飜縛り」「西入」などの有無、連荘の条件、持ち点などを変更できる。操作はキーボード/マウスのどちらでも行える。
「人和」では、ゲームの開始時に登録した名前(全角3文字まで)で自動的に個人別の成績が記録され、あとでゲーム単位や半荘単位など、条件を変えて成績を確認することができる。半荘の回数(1〜5回)やゲーム速度(ふつう、はやい)はプレイヤーが指定できる。
一方、「天和」は、初心者の練習用として作られた二人打ち麻雀ゲーム。ルールは、東場(二局)、南場(二局)の半荘制で、食いタンと先付けあり、二飜縛りなしなどとなっている。設定により、連荘の条件、槓ドラの有無、持ち点の変更が可能。さらに、環境設定により、使用する牌の種類を変更することもできる(字牌は四風牌のみ、筒子は中張牌のみ、など)。
「天和」では、半荘5回が1セットとされており、5回目の終了後に勝敗数と総合得点が表示される。この5回の半荘すべてでトップをとると、それ以降のゲームでは(プログラムを終了させるまで)コンピュータの手牌がオープンになり、役作りの様子がわかる、というおまけも用意されている。