ソフトを開発しようと思った動機、背景
MS-DOS全盛だった12年前、縦書き編集が可能なワープロ、エディタソフトが皆無だったため、縦書きエディタの開発を始め、約1年後に「日本語縦書エディタVED」という名で店頭販売を始めました。Windows 3.1でWindows版になり、店頭販売からネット販売に移行した時点で「原稿エディタ」と改称し、今日に至っています。開発中に苦労した点
MS-DOS版は強引に縦書き表示させるため、アセンブラで開発しなければならない部分が多々ありました。Windows 3.1は縦書き表示が横書きに比べて極端に遅いので、一度横書きで表示してから句読点等の記号を回転表示する必要がありました。また、日本語IME(かな漢字変換)の制御が思い通りにゆかず、この点もWindows 95の出現を待たねばなりませんでした。
ユーザにお勧めする使い方
「原稿エディタ」は、文章を書くというエディタ機能に徹し、文字列一括描画と高速な画面スクロールや頁めくり等により、大きな文書の軽快な編集環境を実現していますので、ワープロ機からの乗り換えから、プロの文筆業務まで幅広くご使用いただけます。50KBもの詳細なHTML形式ヘルプで初心者にも安心で、上級者には「構成索引」や「HTML作成」機能があり、執筆した文書の縦書きホームページ公開も簡単にできます。縦書きホームページのサンプルは弊社サイト(http://www.ftm.co.jp/bunko/)をご覧ください。
今後のバージョンアップ予定
5月20日、弊社ホームページでVer.4.00を公開しました。Ver.4.00では、HTML作成にWebサイトへの公開(アップロード)機能を追加し、一般的なFTPソフトに必要とされる機能も実装しました。
最後に
決して多くはありませんが、「原稿エディタ」を長年愛用している方々に支えられ、今日まで進化してきました。今後もできるだけご要望に応えるため、ユーザの方には弊社ホームページにて原則毎月1回の無償バージョンアップを行っております。また、掲示板(http://www.ftm.co.jp/sys/bbs.htm)も運用しています。
インストールとアンインストールが簡単にでき、システム情報をまったく書き換えませんので、ぜひ一度お試しください。
((有)ふたみ)