ソフトを開発しようと思った動機、背景
バスの独特の走り方を楽しめるソフトがほしいと思っていたのですが、満足できるようなソフトが見あたらなかったので、作成することにしました。開発中に苦労した点
このように自動車を運転するゲームでは、3Dの臨場感は魅力的に感じますので、当初は3Dで作るべく考えていました。しかし、バスの場合、後方からバスを見下ろす視点では、バスの前方の位置がわからないために運転しづらくなってしまいます。車内からの視点にすれば、3Dでは視野が狭くなってしまうために、車幅の感覚を掴むことが困難となるため、これも運転しづらくなってしまいます。大きなバスが狭い道路で右左折するときの特有の走り方を楽しみたかったので、2Dで作ることにしました。
その代わり、運転席の位置を画面の中心に固定したり、オーバーハングやホイルベース、最小回転半径などを、公開されている実物のデータに従うなどして、臨場感を出すようにしました。3Dではなくしたために、シミュレーションゲームとしての魅力が減りましたので、コースを迷路にし、所要時間をスコアとして計測することで、ゲーム性を高めました。
ユーザにお勧めする使い方
まずは、練習用コースで運転方法に慣れるようにしましょう。練習用コースでも所要時間を計測されますが、まずは所要時間を気にすることなく、バス特有の走りに慣れるよう練習してください。練習用コースの地図は、ホームページ(http://home10.highway.ne.jp/sasami/)で公開していますから、それで苦手なパターンを練習することができます。各コースでは、スピードを出して所要時間を削ろうとしても、運転を誤れば違反によるペナルティが加算されてしまいます。まずは、ゆっくり徐行で確実に運転していくようにした方が、よいスコアを得ることができます。
今後のバージョンアップ予定
今後は、ゴールイン済みのコースを運転したときのみに現れるイベントや、運転できるバスのタイプを追加することを考えています。また、画面でのバスや道路の見栄えなども向上するべく検討しています。本ソフトのバージョンアップというわけではなくなるかもしれませんが、本ソフトの一部を流用したバスでの車庫入れゲームや、もっとノンビリ運転できるソフトも検討しています。
(Sasami Soft)