静止画や動画を使って、簡単にFlashムービーを作れるソフト。アルファチャンネルを持つ画像に対して透過処理を行うこともできる。「MotionSWF」は、連番付きの静止画や動画ファイルを、簡単な操作でSWF(Flash)形式のムービーファイルに変換できるソフト。素材とする静止画または動画ファイルの入ったフォルダを「MotionSWF」のウィンドウにドラッグ&ドロップし、変換を実行するだけでSWFファイルを生成することができる。変換対象とするフォルダは、一度に複数を指定することも可能。
SWFファイルに変換できるのは、JPEG/BMP/TGA形式の静止画ファイルと、AVI/MPEG形式の動画ファイル。ただし、静止画の場合は、拡張子の前が連番になっている必要がある(例えば、test001.jpg〜test010.jpgなど)。変換対象ファイルを指定して「変換」(Convert to SWF)ボタンを押すと、詳細設定ダイアログが表示される。このダイアログでは、出力形式やフレームレートを指定できる。素材とする画像の色数に合わせて、出力形式はJPEG形式/可逆圧縮形式から選択でき、JPEG形式の場合は画質も指定できる。また、変換元のファイルがアルファチャンネルを持つ32ビットTGAファイルであれば、生成されるSWFファイルに透過情報を含ませることも可能だ。
SWFファイルの生成と同時に、HTMLファイルを出力することも可能で、ブラウザでFlashムービーをすぐに確認できる。出力されたHTMLをコピーして、そのまま自分のWebページに貼り付けてもよい。