ソフトを開発しようと思った動機、背景
何のために「再生ボタン」があるのか? この一見当然のことを深く考え続けた結果です。僕は、数多くのシンプルなプレイヤーに出合いましたが、そのすべてに「再生ボタン」が付いていました。果たして「再生ボタン」はプレイヤーに必須の機能なのか? その僕なりの回答として出したのがこのソフトです。開発中に苦労した点
アプリケーションデザインの面からは、「いかにして再生ボタンなしで再生させるか」に尽きます。キーボードを多用しては、かえって複雑になります。マウスといえばポインタの位置に意味があるという常識を撤廃し、クリックそのものを重視、「Lhasa」を参考にデザインを練りました。
プログラムの面からは、メモリ消費、多数の形式への対応、Windows特有の性質など。ほかに同様のソフトがないことが最大の苦労でした。
ユーザにお勧めする使い方
使い方は実質、無限です。みなさんのお好きなようにお使いください。僕自身はメインの再生プレイヤー、画像ビューアとして使用しています。BGM再生用にしている人もいますし、単なるファィルの内容確認、つまりクイックビューア代わりや、起動が速く、簡単なことから、ノートパソコン専用にしている方、僕の別ソフト「JoyKey」と組み合わせて、寝ながら動画を鑑賞している方、VBAでマルチメディアファイルを再生するための外部ツールとしている方もいます。ぜひ、あなたならではの使い方を見つけてください。
今後のバージョンアップ予定
バグの修正と、対応形式の増加、操作性の向上です。現時点でWindows 2000で関連付けに失敗するという報告が多いので、失敗してしまった場合は、「送る」を利用するか、手動でお願いします(成功報告もあります)。
対応形式については、マルチメディア、画像ファイルにとどまらず、テキストファィルのようなものも視野に入れています。いずれは、一般的な形式についてはすべて対応したいと思っています。操作性については、現時点では検討の段階にすぎませんが、IE 6の画像ツールバーのようなものを導入し、ある程度のコントロールをマウスでも可能にするつもりです。高機能ソフトとの区別のため、編集機能は絶対に導入しません。究極のクイックビューアを目指したバージョンアップを行っていきます。
宿題
Q1:プレイヤーとは、何をするためのソフトでしょうか?
A1:( )するためのソフト
※宿題ですので、ご自宅に持ち帰り、ゆっくりお考えください。
(MMGames)