画面キャプチャ機能のほか、減色や印刷といった機能まで備えた高機能スクリーンキャプチャソフト。ホットキーなどから、1回の操作で複数の処理をまとめて行うことができる。「WinShot」は、画面のキャプチャ機能に加え、リサイズや減色といった加工や、保存、印刷の機能を備え、キャプチャ後の処理を含めて1回の操作で行うことができるキャプチャソフト。ホットキーまたはタスクトレイアイコンメニューから、簡単に画面をキャプチャすることができる。
キャプチャできるのは「デスクトップ」「アクティブウィンドウ」のほか、指定した「矩形範囲」と「コントロール/クライアント」の4種類。いずれも出力先として「ビットマップ保存」「JPEG保存」「クリップボードコピー」「プレビュー表示」「印刷」から選択することが可能で、計20種類の処理をワンタッチで行うことができる。
キャプチャした画像を指定したフォルダに連番付きで自動保存することも可能。保存先フォルダを複数登録しておき、そのつど切り替えて使用することもできる。「WinShot」を一度終了してから再起動した際に、前回の連番の続きから保存するオプションもある。
あらかじめ指定することで出力前に、キャプチャ画像に対して「リサイズ」「減色」「ネガポジ反転」「グレースケール変換」「画像に文字列を貼り付ける」といった加工処理を行うことも可能。「文字列の貼り付け」では任意の文字列のほか、現在の日時、時間などをキャプチャした画像に貼り付けることができる。
出力先にプレビュー表示を選択した場合は、キャプチャ画像が内蔵の画像ビューアで表示される。このビューアでも「リサイズ」「減色」「ネガポジ反転」などの処理が可能で、処理の状態を確認しながら作業を行いたい場合は、プレビュー表示が適している。プレビュー表示選択時に起動するビューアを、内蔵ビューアではなく、指定の外部アプリケーションに変更することも可能だ。
そのほかにも、キャプチャの要求から実行までに指定した間隔を設ける「時間差キャプチャ」、一定間隔で同一条件のキャプチャを繰り返す「定期実行キャプチャ」など、豊富なオプションが用意されている。もちろんホットキーは自由にカスタマイズすることができる。ファイル保存時に拡張子を「PNG」と指定することで、PNG形式での保存も可能。