「ブロックの周囲を同色のブロックで囲んで消す」という新しい消し方を採用した落ち物パズルゲーム。単純なルールだが、なかなかに奥が深く、じっくり楽しめる。「Roundis」は「ブロックを囲んで消す」という斬新なルールを採用した落ち物パズルゲーム。画面は「テトリス」風で、遊び方も似ている。登場するブロックは、直線、田の字、凸形、段違い形の4種類。いずれも4個の小ブロックから構成される。ただし、ブロックの形状と色とは直接関係はなく、ゲーム開始時に選択した色数(2色〜5色)でランダムに色がつけられる。
ブロックは徐々に落下をするが、落下中は、キーボード操作で左右移動と90度ずつの回転を行える。ブロックの形状は、落下中は固定されているが、一番下に到達すると、個々の小ブロックに分解され、すでにある積み重なったブロックの形にフィットする。そのため、隙間ができることはない。
ブロックが消えるのは、周囲を同色のブロックで囲まれた場合だ。囲まれる側のブロックは1色でなくてもよく、同時に2色、3色といった複数のブロックを囲んで消すこともできる。囲みが成立したときに消えるのは、囲まれたブロックと、それを囲んだブロックすべて。さらに、囲んだブロックに同色のブロックが接していれば、囲みとは関係がなくても一緒に消える。ブロックが消えると、消えた部分の上に乗っていたブロックは落下し、そこで新たな囲みが成立すれば、「連鎖」が生じるというわけだ。
プレイ中には時々、「パラシュート」「ハンマー」というお助けアイテムが登場する。「パラシュート」は、着地点のブロックを四角く囲むような形でブロックを発生させるもの、「ハンマー」は、着地点の列とその周りを囲むような形で新たなブロックを発生させるもので、落下させる位置によって大きな効果が得られる場合がある。
得点は、消したブロックの個数でカウントされる。また、2連鎖で5倍、3連鎖で25倍、4連鎖で125倍と、連鎖を発生させることが高得点のための大きなポイントとなっている。
ゲームモードは、通常の「NORMAL」と、より難易度の高い「PRISON」の2種類。「PRISON」モードでは、フィールド上に突然「プリズン」という白色のブロックが発生し、既存のブロックの色を無効化させる。また、「プリズン」を含むブロックで囲みを作っても、他のブロックを消すことはできない。