Windowsの起動時に起動させるアプリケーションを管理する高機能スタートアップ管理ソフト。起動アプリケーションをグループ単位で管理することが可能で、スタートアップに関して、さまざまな設定を行うことができるのが特徴。「みやすたっぷ」は、Windowsのスタートアップの代わりに、起動時の起動アプリケーションを管理するためのソフト。登録した複数のグループをそのつど切り替えて使用できる。アプリケーションごとに「毎回起動する」「毎週水曜日・土曜日だけ起動する」などの設定が行えるほか、起動までの遅延時間の指定なども可能だ。
アプリケーションの登録は、エクスプローラなどからメイン画面にドラッグ&ドロップするだけでよい。現在、スタートアップに登録済みのアプリケーションを「みやすたっぷ」の管理下に置くこともコンテキストメニューから簡単に行える。アプリケーションのショートカットをドラッグ&ドロップした場合も、きちんとその内容を読み取り、実行ファイルのパス名を登録してくれる。登録されたアプリケーションは、Windows起動時にリストの上から順番に起動する。リストの登録順は、上下の矢印ボタンでいつでも簡単に変更できる。
アプリケーションごとに起動パターンを設定することが可能で、「毎日(毎回)起動する」「曜日毎に起動する」「一日一回起動する」から選択できる。「曜日毎」では、複数の曜日を組み合わせて指定することも可能で、指定曜日の初回起動時1回のみ起動するようにもできる。「一日一回」では、例えば毎月15日だけ起動するというような指定が可能。さらに、起動まで、あるいは起動後の遅延時間の指定もできる。起動時に起動確認を表示させることもでき、確認が行われなかった場合、起動する/スキップするのいずれかを選択できる。
これらの登録グループを複数作成し、Windows起動時に選択することもできる。例えば、CD-Rの作成時や特定のアプリケーションだけをロードしたいときなど、環境の切り替えに利用できる。もちろん「みやすたっぷ」自身の起動遅延時間を指定することも可能で、確認が行われなかった場合は、前回のグループが起動するようになっている。
グループ間での登録アプリケーションの複写や移動も簡単に行える。
そのほか、「みやすたっぷ」起動時にWindowsのテンポラリファイルを削除する機能もある。起動時の状況を表示する進捗バーを非表示にする設定も可能で、一見スタートアップ制御がなされていないようにも見せられる。