イベントまでの残り時間、またはイベントからの経過時間を表示するタイマ。色・サイズ、アイコンなどを細かくカスタマイズすることが可能で、オリジナルデザインのタイマを作れる。「iPeriods」は、設定したイベントまでの残り日数/時間(カウントダウン)または経過日数/時間(カウントアップ)を表示するタイマソフト。イベント名と年月日時分秒を設定するだけで、指定時刻が未来ならカウントダウンが、過去の場合はカウントアップがはじまる。複数のイベントを登録し、メニューから簡単に切り替えられるほか、登録を行えば、複数の「iPeriods」を起動し、複数のタイマ(イベントウィンドウ)を同時表示させることもできる。イベントは最大20個まで登録できる。
イベントウィンドウは、マウスでデスクトップ上の好きな位置に移動することが可能で、サイズを「標準」「拡大」「アイコンのみ」の3種類から選択できる。「標準」と「アイコンのみ」は、ウィンドウのアイコン部分をダブルクリックするだけで切り替えられる。また、「標準」のイベントウィンドウは、「イベント・指定時刻」のタイマ表示部分と編集用ダイアログが一体化しており、ダイアログ部の表示/非表示もワンタッチで切り替えられる。
イベントに未来の時刻を指定したカウントダウンの場合は、指定時刻になった際に「アクション」を実行させることもできる。アクションには「サウンドを鳴らす」「ファイル/URLを開く」「タイマウィンドウを振動させる」の3種類があり、複数を選択することも可能。このうち、タイマウィンドウを振動させるとは文字通り、ウィンドウが細かく震えるような動作をするもので、振動の程度も大/中/小のいずれかを選べる。
大きな特徴は、イベントウィンドウのデザインを細かくカスタマイズできることで、イベントごとに異なるデザインにできる。使用するフォントの色や太字、立体化を指定できるほか、アイコンの点滅表示や、背景のスキンを透明にして文字およびアイコンだけを表示する「透過表示」にすることもできる。
さらに、ユーザ自身でアイコン、サウンド、スキン画像のファイルを用意すれば、オリジナルデザインの「iPeriods」を作ることも可能だ。