雨あられと降りそそぐ敵弾をカスって避けてゲージをため、強力なパンチで敵を叩きのめす面クリア型の縦スクロールシューティングゲーム。「Cyberd」は、空飛ぶ巨大ロボットを操って敵と戦う、縦スクロールのシューティングゲーム。面クリア形式で、ステージ終盤にはボスキャラが待ち構えている。最初に3種類のサブウェポン選択と自機スピードの調整を行ってプレイを開始する。
ロボットには通常のショットと敵を一掃するボム、そして選択したサブウェポンが標準装備されている。サブウェポンには、敵を追尾するサーチレーザー、敵に接近するほど威力が増すナパーム、自機の動きに合わせて発射する方向が変わるガイドショットの3種類あり、好きなものをひとつ選んで使用することができる。
そしてもうひとつ、ロボットが使える最大の武器が空飛ぶパンチ。遠くまでは届かないが、当たればその威力は抜群で、このパンチで敵の弾を消すこともできる。ただし、パンチを出すためには、敵の弾を自機にカスらせて、画面下のゲージをMAXまでためておかなければならない。
高得点を稼ぐには、できるだけ連続して敵を倒し続け、「スコア倍率」を上げることがポイントなる。「スコア倍率」は時間が経つと下がっていくが、敵弾にカスっている間は下がらない。また、ゲージがMAXの状態でカスると「倍率ボーナス」値が上昇し、パンチで中型機や中ボスを倒した際に、そのボーナスが「スコア倍率」に加算される。可能な限り敵弾にカスり続けることもハイスコアを目指す上で重要だ。
自機の中心に被弾し、シールド(残機数)がなくなってしまうとゲームオーバー。ステージクリア時に設定された得点を超えると1UPする。ステージは全4面が用意されている。
REPLAYモードがあり、満足のいくプレイデータを保存(最大9個まで)して、再生することができる。ゲームオーバーにならないPRACTICEモードもあり、不得意な人でも好きなステージを選択して、納得いくまでテクニックを磨ける。
操作はキーボードのほか、ジョイスティックに対応。オプションでは、効果音やBGM(プレイヤーが自分で好きなMIDIファイルを用意する)のON/OFF、自機の当たり判定の表示/非表示、画面描画をV-syncと同期する/しないなどを設定できる。アーカイブには敵の弾速が半分になる代わりに、弾数が倍になるアナザーバージョンが同梱されており、通常バージョンとはまた違った感覚でプレイを楽しめる。