時計とカレンダーに、メモなどの+αの機能を加えたデスクトップアクセサリ。フォントや背景色などをきめ細かく設定できる、カスタマイズ自由度の高さが特徴。「MFCLOCK」は、時計とカレンダーを中心に、アラーム、スケジュール、メモ、時刻合わせなどの機能を追加したデスクトップアクセサリ。1ヵ月表示のカレンダーに時刻、年月日、曜日を表示するスタイルを基本とするだが、ウィンドウ(カレンダー)をダブルクリックすることで、表示項目を切り替えられるようになっている。使用するフォントや背景色、カレンダー内での各項目の表示位置といったデザイン面はもちろん、時刻や日時の表示形式、休日設定などを細かくカスタマイズできる。
メインウィンドウに表示できるのは「現在の時刻」「1ヵ月カレンダー」「日付」「曜日」「Windowsが起動してからの経過時間」「アイドル時間」の各項目。項目ごとにフォント/サイズ/スタイル(太字/斜体、時計は影文字も可)/カラー/表示位置を設定できるほか、ウィンドウ背景の画像表示(BMP/JPEG/GIF)、ウィンドウの半透明化(Windows 2000)、縦方向や矩形など5種類のグラデーションを設定できる。カレンダー以外の項目については表示形式の変更も可能で、カスタマイズ自由度は非常に高い。さらに、各項目の表示/非表示を設定でき、設定は5パターンまで保存しておける。
ウィンドウサイズおよび項目の表示位置は最大4パターンをグループ化して登録でき、ウィンドウのダブルクリックで、グループを切り替えられる。さらに、ウィンドウが邪魔にならないように、右クリックやポインタを近づけることで隠れる隠蔽機能も備えている。
時計機能では、指定時刻や正時、30分の時報として任意のサウンドファイル(WAV形式)を再生できる時報・アラームが使用できる。
ハッピーマンデーにも対応したカレンダーは、祝祭日のほかに、バレンタインデーや母の日などが「特別日」として登録されており、カレンダーにサイン表示できる。誕生日や結婚記念日など、ユーザのパーソナルな日を特別日として追加登録することも可能だ。祝祭日、特別日のカスタマイズももちろん可能だ。
時計、カレンダー以外の機能としては、カレンダーの日付のクリックでポップアップし、予定を登録できる「スケジュール」、最大五つまでの文書を記録できる「メモ」、10個まで設定でき、時間経過や残り時間を表示する「タイマー」、CPU使用率とメモリ使用率を表示する「パフォーマンスモニター」(Windows 2000/NTのみ)、「スクリーンセーバー起動/停止」といった機能が用意され、カレンダーの右クリックなどからすばやく呼び出せる。また、SNTPサーバに接続してパソコンの内蔵時計を正しい時刻に合わせる時刻合わせ機能もある。