入り組んだ、段差のある3Dフィールドを駆けめぐり、制限時間内に鍵を拾ってゴールにたどり着くことが目的のアクションゲーム。「MagicRuins」は、魔法世界の不思議な古代遺跡を舞台にしたステージクリア型の3Dアクションゲーム。いまでは草に覆われた、ゲームのフィールドとなる遺跡は、かつての建造物の跡によって段差だらけの一種の迷路のようになっている。遺跡には古代の結界がまだ残っている上、守護モンスターがうろついており、なかなか奥まで探検することができない。魔法使いたちの格好の腕試しの場となっているこの遺跡で、プレイヤーは魔法使いのひとりになり、どのステージまで進めるかを競うという設定だ。
ゲームのルールは、制限時間(TIME)内に遺跡の中で鍵を見つけ出し、ゴールにたどり着けばよいというシンプルなもの。マップと鍵の出現場所は毎回ランダムに決定され、この鍵をいかに早く見つけ出せるかが攻略のポイントとなる。鍵はかなり大きくて目立つのに加え、高いブロックの上にあることが多く、慣れると遠くからでも見つけることができる。ただし、低い場所に埋もれているような場合もある。ゴールの位置もランダムに決まるが、鍵を拾うとゴール地点に光の塔が出現するので、すぐにわかる。
フィールド内の移動は、カーソルキーによる前後左右の歩行とスペースキーによるジャンプによって行う。フィールド内にはプレイヤーキャラ(2種類のキャラから選べる)のほかに、守護モンスターがうろついており、プレイヤーキャラを見つけると近づいてくる。モンスターと接触するとダメージを受け、LIFEが減少する。LIFEがなくなると、ゲームオーバーだ。モンスターは、プレイヤーキャラの発射する魔法玉攻撃で倒せる。魔法玉は放物線を描いて飛んでいくが、プレイヤーキャラの顔の向き(上、下、正面)で、到達する距離を調整できるようになっている。魔法玉を発射すると、MANAというパラメータを消耗し、MANAがなくなると発射できなくなる。
モンスターを撃破すると、マジックアイテムが出現することがある。アイテムには、高い位置からフィールドを見渡せる地図のほか、パラメータを回復してくれるポーション、制限時間の減少を遅くするアワーグラス、モンスターに見つからなくなる透明マントなど、ゲームの展開を有利にするさまざまなものが用意されている。
また、各ステージのフィールドには、上に乗っている間は制限時間の減少を止めることができる魔法陣が必ず存在する。地図でフィールドを確認するときなどに有効な場所だ。ゴールにたどり着き、ステージクリアした場合も、TIME以外のパラメータ(LIFEとMANA)は、次のステージにそのまま引き継がれる。魔法玉の無駄撃ちなどをしないよう、注意が必要だ。