音楽体感ゲームと組み合わせることで、楽しく練習できるよう工夫されたユニークなタイピング練習ソフト。楽譜上に指定されたタイミングでキーを続けて打つことで、楽器を演奏する感覚でタッチタイプのトレーニングができる。「Type Type Revolution」は、音楽体感ゲーム風のタイピング練習ソフト。音楽に合わせて楽譜とアルファベットなどの文字が流れるので、文字が指定の場所に来たときにそのキーをタイプしていく。ゲームセンターや市販の音楽体感ゲームと同様、タイミングのよさに応じて得点が加算され、終了後に結果が出る仕組みだ。画面にはタイプする指こどに色分けされたキーボードが表示され、参照することができる。
モードには「DEMO PLAY」「PRACTICE」「PLAY」のプレイモードのほか、「GREATEST HITS」と「OPTION」がある。3種類のプレイモードにはそれぞれ「EDUCATION」「ADVENTURE」「EXPERT」という3つのシナリオが用意されている。EDUCATIONは、初心者向けに各指の担当を学習するためのシナリオ(14曲)。ADVENTUREは、キーボードをピアノの鍵盤を弾くようにキー入力するもの(13曲)で、EXPERTではリズムが複雑で、キー入力が複雑になる(8曲)。
曲の選択後、楽曲の「どのパートを演奏(タイピング)するか」を指定する。各曲は、「ピアノ(高い音程)」「ピアノ(低い音程)」「ベース」「ドラムス」など、いくつかのパートから構成されており、同じ曲でも選択したパートによって、違ったタイピング練習が可能だ。すべてのパートの音がアンサンブルで鳴らされるので、楽譜を見て、音も聞き分けながら指定のキーを打つのがプレイのコツとなる。
メインの「PLAY」モードでは、曲の終了後、正しいタイピングをした割合の「ヒット値」、プレイのうまさを表す「スキル値」、AAA〜Eまで7段階の「ランク」が表示される。記録したハイスコアはパートごとに「GREATEST HITS」モードで参照できる。
「DEMO PLAY」モードでは、すべての曲/パートについてオートデモを表示/演奏できる。タイピングのリズムやキーの順番をじっくり覚えたり、曲を耳コピーしたりといったことが可能だ。パート部分以外のボリュームを下げて演奏する機能もある。
「PRACTICE」モードは、楽譜に関係なく、1曲が演奏される間に指定された文字をどれだけたくさんキーを打てるかを競うもの。問題は、ABC順のタイプや英文入力など、12種類が用意されている。
そのほか、「OPTION」では、タイプしたときの文字の動き(上下移動や回転など6種類)の選択や、タイプ時に得点になるタイミング表示の位置指定、10ミリ秒単位で設定可能なキー入力のタイミング調節、演奏スピードを7段階で遅くする設定、指定されたパートをクリアするシナリオモードの採用/不採用などの設定ができる。