HTML出力機能を備えたレシピの作成・管理・閲覧ソフト。ウィザードにしたがって操作を行うだけで、レシピを簡単に作成することができる。「オリーブのレシピ」は、「レシピ作成」(MakeRecipe.exe)、「レシピ管理」(ManageRecipe.exe)、「レシピ閲覧」(ViewRecipe.exe)の3種類のプログラムから構成されたレシピソフト。オリジナルレシピの作成や印刷、閲覧のほか、HTML出力、レシピデータのエクスポート/インポートといったインターネットでの公開を想定した機能など、多彩な機能を搭載している。
レシピの作成は簡単だ。「レシピ作成」には、画面と対話しながら必要事項を入力・選択していくだけで、レシピが完成するウィザードが用意されている。例えば、材料は、メニューから食材や分量を選んでいくだけで、登録できるようになっている。登録できる項目は、料理名やキャッチフレーズをはじめ、調理時間の目安、材料一覧、材料費、カロリー、作り方、完成写真、作成者情報など、多岐に渡る。
作成したレシピを管理するには「レシピ管理」を使う。「レシピ管理」では、ジャンルや読み仮名でレシピを検索できるほか、実際に調理したレシピにコメントや評価を付けて管理することができる。
気に入ったレシピを手軽にホームページで公開できるよう、HTML出力機能が用意されているのも「オリーブのレシピ」の特徴のひとつ。出力するHTMLのテンプレートさえ用意されていれば、「オリーブのレシピ」のライブラリに登録されたレシピデータを、簡単にHTMLに出力することが可能だ(あらかじめ「デフォルト」テンプレートが用意されているので、これを使えば、HTMLの知識ないユーザでもホームページ用のHTMLを手軽に出力できる)。さらに、レシピデータのエクスポート/インポート機能もあり、作成したデータをメールなどを使ってやりとりすることも可能だ。
閲覧は「レシピ閲覧」で行える。「レシピ閲覧」では、「レシピ管理」で登録されたライブラリを「肉」「魚貝」「野菜」といったジャンルに分類し、ジャンル別に料理名やキャッチフレーズを一覧表示するようになっている。まるでお料理本をめくっていくような美しいデザインが印象的だ。