「ナンバーリング」では、ブロックは2個ずつ落ちてくる。ブロックには「2」から「6」までの数字が書かれており、下に落ちたときに、書かれた数字の個数だけブロックを隣接させると消すことができる。例えば「2」のブロックなら2個、「3」なら3個、「6」なら6個のブロックを隣接させれば、該当する数字のブロックがすべて消える。落とす前にブロックの左右移動や回転を使って、うまくブロックを組み合わせていく

次以降に落ちてくるブロックは、3組分が画面の「NEXT」のエリアで確認できる。そのうちの2組は、自分と対戦相手の分としてそれぞれ確定したものだが、もう1組はそのときに早くブロックを落とした方にスライドする。「NEXT」に表示されるブロックを見ながら、ブロックを落とすタイミングを考えることもポイントとなる。

ブロックを連鎖して消せば、高得点になる。連鎖とは、あるブロックを消すことで、上にあるブロックが落ち、落ちた先でさらにブロックが消えること。2連鎖、3連鎖……と、連鎖の数が多ければ多いほど、得点が高くなる。

用意されたゲームモードは4種類。「CPU戦」と「2人対戦」、ステージ1から順番にCPUキャラと対戦し、高得点を競う「勝ち抜き戦」、ひとりで遊べる練習用の「エンドレス」だ。「2人対戦」以外のモードでは、Easy/Normal/Hardの3段階の難易度の設定が可能。「2人対戦」では、ハンディキャップを設定することもできる。「エンドレス」以外のモードでは、連鎖などによって対戦相手側のフィールドに、妨害ブロックである「1」を落とすことができる。「1」のブロックは、これ同士が隣接しても消えないが、他の隣接するブロックが消えるときに、同時に消えるようになっている。

が、頭で理解するのと、実際にやるのとでは大違い。ブロックが落下してしまうまでに、頭が回らなければ、ブロックも回らない。ちょっと、気を抜けば、あっという間にブロックがたまっていく。難易度が高くなり、落下スピードが増せば、気を抜くどころか、次に出現するブロックの確認もそこそこになってしまう。それほど手強いのだ。

また、対戦相手の難易度が高ければ、落ちてくる「1」の数も半端じゃない。横一列を「1」でふさがれてしまえば、せっかく次のパターンを考えて配置していても、また一から組み合わせていく必要がある。まずは「1」が落ちてこない「エンドレス」モードでたっぷり練習し、それから対戦モードに進むとよいだろう。

色とりどりのブロックや、CPU対戦時のキャラといったグラフィック面でも大いに楽しめる。

開発中に苦労した点
コンピュータを作るのが大変でした。コンピュータの動きが、単純に落ちてくるブロックを消すだけになってしまうと、とても弱くなってしまうので、ちゃんと連鎖を組んで、攻撃をしてくるように作るのにはかなり苦労しました。それからこのゲームでは、落ちてくるブロックの動きや、数字の消え方、攻撃されて落ちてくる「1」の数の表示方法など、細かいところにかなりこだわって作ったので、そういった点にもかなり時間がかかりました。

ユーザにお勧めする使い方
いろいろなゲームモードを用意したので、とにかく長く楽しんでくれればいいな、と思っています。上級者には、ぜひとも「勝ち抜き戦」モードでハイスコアをねらってほしいですね。

今後のバージョンアップ予定
細かいバグ取りはするかもしれませんが、大きなバージョンアップは特に今のところは考えていません。しかし、何かゲームをおもしろくするアイデアが浮かべば、追加するかもしれません。

その他
このゲームのキャラクタイラストと音楽は何人かの人にお願いしました。おかげで、ゲームがかなり楽しいものになったと思います。ゲームのエンディングに名前を載せさせてもらっています。