ハートマークの付いた青いボールを転がして彼にアタックする、という設定のパズルゲーム。ルールや見た目はシンプルだが、実際にプレイしてみると非常に難しい、パズル好きの人間には堪えられないゲームだ。「Roll Ball for Win」のルールは簡単だ。壁に囲まれた部屋をイメージさせるステージには男の子と女の子、そしていくつかのボールが置かれている。プレイヤーは女の子を操作して、ステージ上でラブラブハートの青いボールを転がし、男の子に命中させればよい。ただし、ボールは一度転がすと、ほかのボールか壁に当たるまで止まらない上、一直線にしか転がらないので、男の子に当てようと思ってもなかなか思ったようにはいかない。
ボールには、男の子にアタックするための青いボールのほかに赤いボールもある。赤いボールは、青いボールと同じように転がすことができるだけでなく、ほかのボールや壁の間に挟んで壊すこともできる。壁や赤いボールを上手に利用して、いかに青いボールの位置をコントロールできるかがゲームの重要なポイントとなっている。このタイプのパズルゲームのお約束として、ボールは一度に1個ずつでないと転がすことができず、壁やほかのボールに接触している側からは押すことができない。
用意されたステージは、難問だらけの全32ステージ。ゲームに行き詰まったら、ノーペナルティで何度でもステージの最初からやり直すことができる。また、ミスをしたと思ったところまで、何手でも戻ることが可能だ。一度クリアしたステージは、好きなときに再度プレイできる。
画面モードをフルスクリーン/ウィンドウ(640×480)に切り替えられるほか、320×240サイズの「ミニモード」、タイトルと背景画を表示せず、画面全体が白くなる「こっそりモード」でも楽しめる。