チャット仲間の情報を管理するソフト(Chat Users Administrator)という意味で名づけられたプロフィール管理専用のデータベースソフト。ハンドルネーム(ニックネーム)、本名、メールアドレス、誕生日、性別、血液型、使っているパソコン環境などの情報を登録・管理できる。チャット仲間が増えてくると、ハンドルネームだけでは相手がどんな人だったかとっさに思い出せないこともある。「CUA」はそんなときに相手を思い出す手がかりになってくれるソフトだ。メイン画面は、左側がユーザ一覧を表示するフォルダツリー、右側はツリーで選択したユーザの詳細情報が表示される。詳細情報表示エリアは、タブ切り替え式になっており、登録する情報の内容によって「個人情報」「連絡先」「パソコン環境」「メモ」の4枚のパネルが用意されている。
登録したユーザは、「メインの『出没チャット先』」によって、自動的にユーザ一覧のチャットフォルダに分類される。ユーザ一覧では、性別(男/女/その他/不明の4種類)でアイコンが色分けされるほか、フォルダごとに登録人数が表示される。一覧表示順の並べ替えも可能で、「名前順」「性別と名前順」の2種類の方法から選べる。ドラッグ&ドロップでユーザを別のフォルダに移動することも可能だ。
「個人情報」には、ハンドルネーム、メインの出没チャットといった「CUA」を使う上で登録することが必要な情報のほかに、本名、性別、血液型、職業、初めて話した日なども登録できる。画像の登録も可能で、BMP/JPEG/ICO形式の画像を画面内に貼り込める。「プライベート」という項目では、独身(恋人無/有)、婚約中、既婚(子供無/有)などといった情報をドロップダウンリストから選択できるようになっている。
「連絡先」には、メールアドレスやホームページのURL、電話番号などを登録できる。メールは複数のアドレスを登録可能で、ボタンクリックでメーラを起動してメールを新規作成できる。インターネットメールのアドレス欄のほかに、携帯/PHS用のメールアドレス欄も別に用意されている。
「パソコン環境」では、使っているパソコンのメーカや、OS/周辺機器の種類、インターネットへの接続環境などを登録できる。
「メモ」はテキストを自由に書き込みできるスペースで、メモに対してフォントや色の指定、装飾などを行うことも可能だ。
そのほか、1台のパソコンを複数のユーザで使うような場合に便利な起動パスワード機能や、登録したチャットやユーザ数などの統計情報の表示、データベースの最適化、画像編集ツールの登録などの機能がある。