ファンタジー風のターン制戦略シミュレーションゲーム。プレイヤーは精霊使いとなり、クリーチャー(魔物)を召喚して、敵対する精霊使いや魔道師を倒していく。ストーリーに沿って指定ミッションをクリアする1人プレイ用のシナリオモードのほか、1〜4人まで同時に対戦できるマップモードがある。PlatonicFigure〜Prologueは、クリーチャーユニットと呼ばれる魔物を召喚しながら戦闘を行うことが特徴のゲーム。限られたMPを配分して、強力なクリーチャーをいかに適切に召喚できるかがゲームのポイントとなる。クリーチャーは精霊使い自身が召喚できるほか、精霊使いが生成するフィギュアユニットによっても召喚できる。ゲームは、召喚したユニットがターンごとに移動や攻撃を行って進行し、精霊使いのHPがなくなるなど、戦闘不能になった時点でゲームオーバーとなる。
ゲームに登場するクリーチャーは26種+α、使用できる魔法は36種類が用意されている。クリーチャーと魔法には属性が定められており(「水」「炎」「風」「地」「聖」「魔」の6種類)、精霊使いがどの属性を身につけているかによって、召喚できるユニットや使用できる魔法、得意とする戦法や地形が変わる。そのため、プレイする精霊使いにどの属性を身につけさせるかも重要だ。アイテムは全176種が登場し、装備することでさまざまな効力を発揮する。
プレイモードは、シナリオモードとマップモードが用意されている。シナリオモードは、与えられた勝利条件をクリアしていくもの。プレイヤーが経験値を積んで魔法属性を増やすことが可能で、ストーリーとともにキャラの成長も楽しめる。マップモードは、複数のマスターユニットがマップ(17種類から選択可)の制覇を目指して戦うもので、コンピュータを含め、最大4人まで参加することが可能だ。マップモードでは戦闘に勝利するとアイテムが入手できるが、このアイテムはシナリオモードで使用することができる。また、コンピュータ同士が敵対/協力する「CPU独立モード」/「CPU共闘モード」の2種類のモードが選択できる。
あらかじめ17のマップが用意されているが、マップエディット機能で、マップモード用オリジナルマップを作成することも可能だ。ゲームシステムはもちろん、キャラのグラフィックや戦闘アニメーションなど、いずれも非常に出来がよく、完成度は高い。プレイはマウスのみで行える。