Windowsを使っているうちにたまるテンポラリファイルや「最近使ったファイル」、ごみ箱に捨てられたファイルなど、不要なファイルを定期的に自動で削除するソフト。不要ファイル削除のほかにも、スタートアップ管理機能やタスクトレイへの登録機能を備える。きれい好きが削除してくれるファイルは、
- ごみ箱内のファイル
- スタートメニューに表示される「最近使ったファイル」
- テンポラリファイル
- Internet ExplorerとNetscape Navigatorのキャッシュファイル(一時ファイルとCookie)
の4種類。いずれも削除する/削除しないの設定と、実行のインターバル、実行時の確認メッセージ表示の有無を指定できる。実行インターバルは毎回のほか、1日おき、2日おき……と、1日単位で最大30日おきまでの中から選択できる。削除対象によっては、さらにオプションを設定することが可能で、「最近使ったファイル」では完全に削除する代わりにごみ箱に捨てることもできるほか、削除対象外とするファイルを10個まで登録できる。テンポラリファイルの場合は、通常のWINDOWSTEMPフォルダのほかにも、ユーザが任意のフォルダを最大5個まで対象として指定できる(うちひとつはWINDOWSTEMPフォルダが登録済み)のに加え、指定フォルダ内のファイルに対してファイル名/拡張子名、タイムスタンプで削除対象を指定することが可能だ。ブラウザのキャッシュの場合、IEでは一時ファイルとCookieのそれぞれに対してタイムスタンプで削除対象を指定できるなど、細かな設定でファイルを削除することが可能となっている。
きれい好きには、不要ファイル削除機能のほかにも、スタートアップ管理機能、タスクトレイ登録機能がある。スタートアップ管理では、(Windowsのスタートアップ同様)起動時に毎回起動するだけでなく、ファイル削除と同様に1日おきから30日おきまでで実行インターバルを指定できる。タスクトレイ登録は、ユーザの指定したプログラム/ファイルをタスクトレイにアイコン表示してくれるもの。いずれも最大10個までを設定できる。
きれい好きでは、ファイルを削除する際の信頼性を上げるために、Windowsのスタートアップに登録されている項目を独自の「スタートアップ[きれい好き]」に移動することが推奨されており、そのための機能も備える。「きれい好き」自身は本来のスタートアップに登録されるが、他の項目は「スタートアップ[きれい好き]」から起動するという形だ。このため、スタートアップに項目が追加されたとき、「自動的にスタートアップ[きれい好き]」に移すというオプションがある。