Typing Racerは、画面がレーシングコース風になっており、タイピング練習をしながら、コースを疾走する雰囲気も味わえる点が特徴。意味のある単語がコース上に1文字ずつ表示されるので、それを正しくタイブしてゆけばよい。正しくタイピングできると加速し、タイプミスやタイプが遅いと減速する。制限時間内に正しく入力できずにコース上の文字に激突するとライフが減り、ライフゲージがゼロになるとゲームオーバーとなる。次に出題される単語は、コース上に設けられたゲートに表示される。

用意されたコースは、練習用1コースと、難易度が3段階に設定された6コースの計7コース。コースによっては、特定の場所に加速ポイントがあるといった仕掛けもある。プレイヤーは、コース選択のほかに、出題される文字モードと、タイピング速度＋耐久力を選択できる。文字モードは「ローマ字」「英単語」「英字ランダム」「数字ランダム」の4種類。タイピング速度＋耐久力は3段階から選べる。

正確にタイピング（Hit）を続け、連続40Hitできるとボムが1個増える。ボムは、ゲーム中に使える必殺技で、選択したタイピング速度＋耐久力のレベルに応じて「ライフが回復する」「文字を5つ破壊する」「速度が一気に加速する」を発動できるようになっている。

タッチタイピングを覚えたからといっても、これで終わりということはない。タイピングスピードを上げるには、タイムアタックを競うレース仕立ての練習は最適だ。さらに、ローマ字入力では、四字熟語やふだん読みなれない漢字も出現する。実際にタイプする際には文字が1文字ずつ表示されるが、それを待っていたのでは高得点は狙えない。スピードが出ていると、次の出題単語で表示された時点ですばやく入力しなければ、あっという間に文字と激突してしまう。読みを考えているようでは、「凡人」枠から出ることはない。エンジン＝タイピングというところがアツクさせてくれる。

開発中に苦労した点
開発中に最も苦労したことは、やはりロースペックマシンでも快適に動くようにポリゴン数を減らすことに努めたことでしょうか。今回、コース上に出てくる文字はすべてポリゴンで作られています。これが意外にポリゴン数多くて……（＾＾；。文字がところどころ歪んでいますが、これは減ポリゴンの結果ということで、ご勘弁を。

お勧めの使い方
このソフトは、自分のタイムを記録でき、ランキング画面で確認することができます。家族、友人、仕事仲間など、たくさんの人と一緒にプレイしてタイムを競い合ってください。きっと楽しいと思います。また、仕事前の腕（指？）慣らしに1プレイというのもいいかと思います。

その他
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