エクスプローラライクな画面構成を持つ、画像ファイルの閲覧・管理ソフト。わかりやすいインタフェースと高い操作性が特徴だ。ApViewerの画面は、左側にフォルダツリービュー、右上にフォルダ内画像ファイルの縮小表示(サムネイル)一覧、そして右下には選択画像のイメージ表示エリアが配置された構成。ツールバーも含め、全体的にわかりやすいデザインで、はじめてでもとまどうことなく操作できる。標準で対応する画像形式はJPEG/PNG/BMP/ICO/WMF/EMFの6種類。サブフォルダを含む指定フォルダ内の画像をすばやく閲覧することが可能だ。Susie Plug-inに対応しているので、プラグインを組み込めば、さらに多くの形式の画像ファイルを扱える。
サムネイルに対しては、右クリックのコンテキストメニューからコピーや移動、ファイル名の変更などが簡単に行える。よく使うフォルダを「クイックフォルダ」として、ウィンドウ右側のバーに常時アイコン表示させておくことが可能で、コピーや移動といったファイル操作がワンタッチで行える。さらに、フォルダの移動を容易にしてくれる「お気に入り」も設定可能。「クイックフォルダ」は最大10個、「お気に入り」は最大20個までを設定できる。
ファイルのコピーでは、単にコピーするだけではなく、JPEG/PNG/BMPのいずれかへの画像形式の変換、10%〜200%での拡大・縮小、縦・横サイズを指定しての拡大・縮小など、オプションを指定してコピーが行える「拡張コピー」機能を備える。さらに、連番を付加したファイル名変更機能もあり、大量の画像ファイルに対して一括処理を行うための便利な機能を備えている。
右下の画像イメージ表示エリアでは、エリアのサイズに合わせて自動的にリサイズして全体を表示するモードと、画像の実サイズで表示するモードがあり、好みで選択できる。そのほかにもスライドショウ機能や、指定画像を壁紙に設定する機能などがある。