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ベクターソフトニュース - 2000.12.20 |
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陸軍航空隊「インパール作戦」 Ver.1.1
第二次世界大戦の激戦をリアルに再現した“全方向シミュレーションシューティング” ■Windows Me/98/95 ■フリーソフト |
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ゲームをはじめてすぐにわかることは、グラフィックとサウンドの美しさ、そしてリアルさだ。実際の地図をもとに作成したのであろう、地形や海上を示すグラフィックが鮮明なのと同時に、戦闘機のエンジン音と爆撃音が実にリアルなのだ。戦闘機アクションではグラフィックやサウンドによって、ゲームに入り込めるかどうかが決まるもの。この雰囲気の出し方ひとつをとってみても、作者の戦闘ゲームへのこだわりが感じられる。好きな音楽CDをBGMとして利用できるのもうれしい。
基本的にカーソルキーとスペースキーで行える操作は単純なのだが、動作が軽快で、画面の反応もスムーズ。敵機が近づいてきたりすると緊張感が高まる。つまりハマるゲームなのだ。筆者は、このインパール作戦をMMX Pentium 233MHzのノートPCで試用してみたが、予想に反して(?)動作もなめらかで音が途絶えることもない。全体的にストレスを感じることはまったくなかった。 ヘルプもくわしく、3種類の武器の名称、性能、効果的な使用法をはじめ、画面上の味方戦闘機、敵機の動作、そして空中戦を勝ち抜くために必要な「回避行動」(攻撃からの逃げ方)など、丁寧に解説されているので、初心者でも一から戦闘機シューティングを学んでいけるだろう。 戦略シミュレーションにアクション(シューティング)の要素が加わっているので、戦略モノがちょっと……という人でも十分に楽しめるだろう。ただし、各ミッションの成功条件はなかなか厳しく、やみくもに打ちまくるだけではクリアできない。はじめての人は、訓練を十分積んでから実戦に進めばよい。特に、左右のカーソルキーを使った方向転換の感覚、進行方向=弾の出る方向と相手までの距離の感覚などをしっかりつかむ必要があるだろう。 (坂下 凡平)
《スクリーンショット》 実戦1「インパール南道封鎖」の初期画面。シナリオや作戦目的、失敗条件などをよく読んでスタート 《スクリーンショット》 作戦選択メニュー。はじめから選択できるのは、二つの訓練と「一、インパール南道封鎖」(「外部ミッション読み込み」で直接シナリオのファイル名を選択すれば、二〜五もプレイできる) 《スクリーンショット》 爆戦闘画面。戦闘機の絵も、地面の凹凸もよく見える 《スクリーンショット》 作者ホームページにはアンケートフォームが用意されていて、感想や意見などを受け付けている 【作 者】 lol SYSTEM さん 【作者のホームページ】 http://www.lolsystem.bigstep.com/ |
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