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ベクターソフトニュース - 2000.09.30
Diary++ Diary++ Ver.1.5
多彩な表示形式を持つ連用日記帳ソフト
Macintosh PPC シェアウェア
「Diary++」の動作画面
■多彩な機能を持つが、シンプルな画面構成で扱いやすい連用日記帳ソフト

多彩な表示形式、マルチテキスト対応、強力な検索機能などの特徴を持つ、扱いやすい連用日記帳ソフト。

Diary++は、当日(起動した日)を基点とした週間表示、指定日のみの連続表示、1週間/1ヵ月間/1年おきといった期間を隔てての連続表示といった、多彩な表示形式を選択できる連用日記帳ソフト。1ウィンドウに最大12日分の日記を表示することが可能で、複数ウィンドウを同時に表示させることもできる。

書き手に合わせた柔軟なスタイル設定が可能で、フォントやサイズを1文字ごとに設定できるマルチテキストに対応するほか、左右のマージンや行間隔といったワープロのようなスタイル設定も行える。設定したテキストや段落のスタイルは、任意の組み合わせでスタイルセットとして登録・保存しておくことができる。

おもしろい機能として、画像やサウンドを日記本文に挿入できる機能がある。PICT/sfil形式の画像/サウンドファイルであれば直接読み込むことができるし、それ以外の形式でもコピー&ペーストまたはドラッグ&ドロップで貼り込むことができる。また、任意のファイルオブジェクト(ボリューム、フォルダ、ファイル)を挿入することも可能で、Finderのエイリアスと同様に使用できる。

充実した検索機能も特徴で、複数キーワードによる検索や正規表現を使った検索も可能だ。検索のパターンは、テキストの検索・置換を行う「一般検索」、最大3個までのキーを設定し、AND/OR検索が行える「複数キー検索」、挿入された画像/サウンドオブジェクトを対象にして検索を行う「オブジェクト検索」の3種類が用意されている。また、特定の日の日記にマーカーを設定することも可能で、マーカー設定された日記は検索メニューからすばやく開くことができる。

そのほか、祝日・記念日を全日記帳共通と個別の日記帳ごとの2系統で設定可能なカレンダー、定型テキストの入力機能、日記とは別のメモ機能、パスワード機能などを搭載する。

reviewer's EYE 日記をつける時間は、唯一自分自身と向き合える貴重で贅沢な時間だ。連用日記のいいところは、書いている時間だけでなく、あとから自分自身の時間を前に後ろに並べて見ることができるという点。例えば、1年前の今日は何をして、何を考えていたんだろうということが、並べることによっていとも簡単にわかるのだ。大げさにいうと、自分自身がこれまで生きてきた時間を瞬間移動した気分になる。紙ベースの連用日記なら1ページに並ぶ日付も決まっているだろうが、コンピュータ上の日記であれば、見たいときに見たいぶんだけ好きなように並べて見ることができる。その設定が非常にわかりやすく、かつ柔軟なのがDiary++の最も優れた点であろう。長くつきあえそうな、使い勝手のよさが光る日記ソフトだ。
(フェムス・安藤 しょうこ)


スクリーンショット》 日記やメモの表示は非常に多彩。ブラウズボタンを操作すれば、簡単に表示が切り替えられる。ビューは最大12まで増やせる
スクリーンショット》 何年つけても、すぐに目的の日記やメモが見つかる強力な検索機能を搭載する
スクリーンショット》 テキストウィンドウの設定。好みのスタイルセットを組み合わせて保存できる
スクリーンショット》 祝日・記念日の設定では、追加や挿入といった編集も行える。全日記共通と日記ごとの2系統を設定できる
スクリーンショット》 目次作成機能。目次を作成すると、指定期間分の日付と一部の日記本文が一覧できる
スクリーンショット》 デフォルトのフォーマットは1日が1ページ単位だが、フォーマット変換によって、1年分を100ページ単位のファイルにすることもできる


【作 者】 神子沢 明 さん
【作者のホームページ】 http://www5.wind.ne.jp/miko/
【レジ作品番号】 SR011390
【補 足】 試用期限は2週間
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

開発の直接の動機はSherlockです。HyperCardスタックの「三年日記」に個人情報を記録してきましたが、一つのファイルに3年分の記事が入っているので、Sherlockは使いものになりませんでした。「三年日記」の使いにくい部分を解消したいと思い、このソフトを作りました。

■ユーザにお勧めする使い方

数年前、『「超」整理法』(野口悠紀夫著・中公新書)に出合ってから、日記の使い方が変わりました。いわゆる日記ではなくて、(日付順に並んだ)情報の格納場所として日記ソフトを使ってきました。

日付が自動的に入る雑記帳と思って気軽に使っていただくのが、適当かと考えます。日記ということにこだわらないで、放り込めるものはすべて放り込むという感じでお使いください。必要なことは、Sherlock やDiary++の検索機能で必ず見つかります。

■今後のバージョンアップ予定

現在、JPEG 画像の取り込み、ブラウズのヒストリ機能を検討しています。より使いやすいソフトにしていくつもりですので、みなさまのご意見をお待ちしています。
(神子沢 明)
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上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。

シェアウェアプロレジ・シェアレジ(1,188円(税込))
Diary++ 西暦1年から9999年までの連用日記 

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Diary++(68K) 68K版 1.8.3 西暦1年から9999年までの連用日記 (798K)



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