●ベクターのウイルスチェック体制
ベクターでは、現在国内で流通している複数のウイルス対策ソフトウェア(【表1】)を使用して、インターネットサイトでの公開前に、全ファイルのウイルスチェックを行っています。チェック内容は以下のとおりです。
- 配布を行うアーカイブファイルに感染したウイルスの検出
- アーカイブファイルを展開した結果、取り出されるファイルに感染したウイルスの検出
さらに、インストーラを使用したアーカイブについては、
- ウイルス監視状態でのインストール実行によるウイルスの検出
を行っています。
ウイルス対策ソフトウェアのウイルスパターンファイルは、できる限り最新の状態となるようにしてチェックを行っていますが、チェック作業と公開の時期との関係から、ソフトの公開時点での最新パターンとはならない場合もあります。
ウイルス感染の嫌疑がレポートされたソフトは、作者やウイルス対策ソフトウェアのメーカーに問い合わせを行い、ウイルスに感染していないことが確認できたのちに公開しています。嫌疑が晴れなかった場合、そのファイルは公開されません。
公開後にウイルス感染の嫌疑が報告された場合は、作者やウイルス対策ソフトウェアのメーカーに問い合わせを行っています。この場合は誤検出の可能性が高いため、即時公開停止にするとは限りませんが、嫌疑の内容に応じて公開停止にする場合があります。
●ベクターではウイルスが発見できないケース
ベクターでは、以下のようなファイルに感染しているウイルスは検出できません。
- 実行時に別のプログラムファイルを生成する場合
ソフトの特定機能を実行すると生成されるファイルなどにウイルスが感染している場合
- 自己改変型のプログラムファイル
動作中に自分自身を書き換えるプログラムで、書き換え後のプログラムファイルにウイルスが感染している場合(もしくは書き換え後のプログラム自身がウイルスである場合)
- 未知のウイルスの場合
検査時点ではその存在が明らかではないウイルス
●ウイルスかな? と思ったら
ウイルスの危険を完全に取り除くことはできません。もし、『Vector』からダウンロードしたソフトを使用している際に「これはウイルスではないか?」と感じたときは、ウイルス対策ソフトウェア(市販品を持っていない場合は試用版でもかまいません)でウイルスチェックを行った上で、できるだけお早めにベクターまでお知らせください。
ベクターから作者およびウイルス対策ソフトウェアのメーカーに問い合わせを行い、結果を報告させていただきます。
また必要な場合は『Vector』上で警告や誤報のお知らせを掲示いたします。
ご連絡の際は、【表2】の内容をまとめて、webmaster@vector.co.jp 宛てにメールしてください。
【表1】 ベクターで使用しているウイルス対策ソフトウェア
【表2】 ウイルスレポート・フォーマット
ウイルスを発見した日 | |
検出したウイルス対策ソフトの名称 | |
ウイルス対策ソフトのバージョン | |
パターンファイルのバージョン | |
検出されたウイルスの名前 | |
使っているパソコンの機種 | |
使っているOS | |
嫌疑の出たファイルのファイル名 | |
それを含むアーカイブファイル名 | |
ファイルの入手場所 | |
報告者の連絡先 | |
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- ファイルの入手場所に関しては、ダウンロード時のURLと入手時期をご記入ください。
- 報告者の連絡先に関しては、メールアドレスをお知らせください。
- 嫌疑の出たファイルの更新日時やサイズもお知らせいただくと、より確実に問い合わせやチェックを行えます。
- 更新日時やサイズは、Windowsのマイコンピュータやエクスプローラーの場合、ファイルのプロパティを見れば表示されます。
- 疑わしい症状が出ていれば、それもお知らせください。
■弊社サイトでのウイルス発生履歴
発生時期
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感染の状況
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1999年5月 |
配布ファイル UserShield99 にウイルスが検出されました。詳しくは こちら |
2000年3月 |
配布ファイル ChordLove にウイルスが検出されました。詳しくは こちら |
2006年9月 |
社内ネットワーク及びクライアントPCが新型のウイルスに感染しました。詳しくは こちら |
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