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ロジック工房とは、ロジック回路(論理回路)の動作をリアルタイムにシミュレーションする簡易シミュレーターです。
操作は、直感的です。
部品パネルから部品を選択し、それをボードに貼り付け、部品間を配線し、シミュレートボタンを押す。
たったこれだけの操作で簡単な論理回路から、デジタル時計やワンボードマイコンレベルの回路までシミュレートできます。
シミュレート中は、Hレベルの配線がマゼンダ色で表示されますので、信号がどのように配線内を流れているのかを見ることができます。
当然、配線色を変更しないでシミュレーションを実行することもできます。
また、プローブという部品を接続すれば、信号の変化をオシロスコープのような形で確認することができます。
現在『ロジック工房』には、ゲート・フリップフロップ・カウンター・シフトレジスター等の基本的な部品のほかに、サウンドICやメモリー(RAM/ROM)やマイクロプロセッサー等も部品として登録されています。
マイクロプロセッサー部品のアドレスバスとデータバスには、メモリーやビデオRAMあるいは3ステートバッファーを介してキーボードなどを接続することができます。もちろんアセンブラでプログラミングし、ステップ実行で動作を確認することもできます。つまり、ワンボードマイコンレベルのシミュレートが『ロジック工房』で出来ます。
部品はプラグインの形で組み込まれていますので、後から追加することができます。
『ロジック工房』では部品を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。
表示されたコンテキストメニューの一番下には、その部品の説明ファイルを開く項目があり、部品の動作を説明書で確認しながら回路を作成できます。
尚、『ロジック工房』は、論理素子の動作(電流特性や遅延時間など)を厳密にシミュレートしているものではありませんので、『ロジック工房』を使用して論理回路の設計をすることはお勧めしません。
あくまでも、論理回路の学習等を目的としてご利用くださいますようお願いします。
『ロジック工房』の動作には、Microsoft .Net Framework 4が必要です。
ダウンロード及びインストール方法に関しては、同梱ファイル『ReadMe(インストール方法).htm』に詳しく書かれていますのでご参照ください。
セーブできる部品の種類は、ゲート(AND,OR,NAND,NOR,NOT,EOR)、LED、フリップフロップとスイッチのみです。
セーブできる部品の個数は20までです。(配線で使用するワイヤーは数に含まれません)
上記、制限以外の機能は全て実行できます。
このような制限はありますが、サンプル回路にある『4ビット同期カウンター』レベルの回路であれば問題なく実行・セーブできます。
また、サンプル回路にある全ての回路はシミュレーション可能です。
ソフト名: | ロジック工房 |
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動作OS: | Windows 7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | シェアウェア |
作者: | 石本 雅夫 |