evaluation_sheet.zip ( Filesize: 55,868 )
エクセルで「普通に」作成した授業中の評価等を、入力フォーマットの異なる観点別評価シートにそのまま貼り付けられるようにしたツールです。
〇データ入力のストレス
観点別評価が始まり久しいですが、成績データ入力に手間がかかるようになったとお感じの先生も多いのではないでしょうか。小テストや授業中の活動を記録する分にはそのまま入力するだけなのですが、考査の評価点へデータを移すとき、そのデータフォーマットが異なるためストレスを感じられている先生もいらっしゃると思います。
〇ストレスの原因
エクセルで成績を管理している多くの先生は、評価用のエクセルシートを作成するとき、クラス人数が40人なら40行、つまり一人につき一行を割り当てて、右側の列で、小テストや課題提出、または観点評価などを横展開するような形で作成していらっしゃると思いますが、実際の集計用紙は一人につき、3観点なら3行、5観点なら5行連続して縦方向に入力するものになっており、事前に作成した評価データのコピー&ペーストをするためにはフィルタをかけて入力欄を抽出する必要がありました。
〇ストレスの詳細
授業の評価を入力する段階で縦方向に入力するフォーマットを作っておけば成績をつける際にそのまま貼り付けられるのですが、それでは毎時間、生徒1人入力するたびに、3行や5行いちいち飛ばしながら入力するという作業が必要になり、結局煩雑さが後になるか、最初になるかというだけのことになってしまいます。
〇そこで、、、
このツールを使えば、エクセルに、「Aさんが50点、Bさんは72点、、、」と連続して入力したデータをボタンひとつで縦に項目ごとになるように並べ替えてクリップボードにコピーするまでを行ってくれます。あとは成績シートに「値貼り付け」で数値を入力するだけで成績処理が済んでしまいます。
私が所属する都道府県では、2015年にWebベースの校務支援システムが導入され、それと同時に観点別評価が始まりました。この際、エクセルで今回公開したようなツールを作成し重宝していて、今年度から新学習指導要領施行により3観点の評価シートへの対応が必要になったことから新バージョンを作成し、今回の公開に至りました。
ソフト名: | 観点別評価データ加工シート |
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動作OS: | Windows 11/10/8/7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC x64 |
種類: | フリーソフト |
作者: | DCRG |