filldisk.lzh ( Filesize: 43,156 )
filldiskコマンド(フィル・ディスク;空ディスク領域書潰コマンド)は、空ディスク領域(使用可能ディスク領域)を乱数値(あるいは 指定した文字コード)で書き潰し、1つ(あるいは 複数)のファイルにまとめるソフトです。
◆ファイルの削除やディスクのフォーマットをしてもデータ自体はディスク上に残っているため、データ流出による機密漏洩などの問題が起きることがありますが、filldiskコマンドを使用すれば こうした問題を避けることが出来ます。
◆書き込む文字コードは乱数列の他、任意の値を指定できます。乱数列の乱数種は自動設定されますが、値を直接指定することも出来ます。ハード・ディスク等で残留磁気が気になる場合も安心です。
◆filldiskコマンドは、最大ファイル・サイズ(OS が扱える 1つのファイルの最大バイト数)を越えた場合は、複数のファイルに分割して処理します。
◆OS のキャッシュ機能(遅延書込)を使用しないで処理することも可能ですので、filldiskコマンドの実行が終了すれば、書き込みもピタリと止
まります。MO などに処理する時も安心です。
◆ネットワーク・ドライブにも対応しています。
◆設定ファイル(ファイル名 filldisk.cfg のテキスト・ファイル)により、filldiskコマンドのオプション設定の登録が可能です。
■使用例
filldisk a …… 空ディスク領域をファイルa に書き出す
filldisk a:\tes …… Aドライブの空ディスク領域をファイル a:\tes に書き出す
filldisk \\server\share\a …… \\server\shareネットワーク・ドライブの空ディスク領域をファイル \\server\share\a に書き出す
filldisk a /a …… 空ディスク領域をファイルa に追加して書き出す
filldisk a /cr …… 自動設定した乱数種の乱数列で書き潰す
filldisk a /cr58 …… 乱数種58 の乱数列で書き潰す
filldisk a /c0 …… 文字コード0 で書き潰す
filldisk a /ccZ …… 文字Z で書き潰す
filldisk a /b0.5M …… 0.5Mバイト単位で書き込みます
filldisk a /s50M …… 50Mバイトまで書き込みます
filldisk a /b1M /s100M …… 1Mバイト単位で、100Mバイトまで書き込みます
filldisk a /cache …… OS のキャッシュ機能を使用する
filldisk a /v−t …… 処理時間を表示しない
filldisk a /v−trl …… 処理時間、残りサイズ、残り時間を表示しない
ソフト名: | 32bitコマンド filldisk |
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動作OS: | Windows XP/Me/2000/NT/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | サンプル版 |
作者: | 平林 雅英 |