TDataList & TInfoList 1.8

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ソフト詳細説明

TStringList ライクにデータの管理をする為のクラスとコンポーネントです。
TStringList が、文字列のリストを管理するクラスであるのに対し、TDataList は、バイナリデータを含む一般的な全ての形式のデータを管理する為のクラスです。もちろん TStringList の代わりに TDataListで文字列のリストを管理する事も可能です。

TStringList で可能な事は、TDataList でもほぼ全て可能です。
また、TStringList には無いプロパティやメソッドも装備しています。

一方、TInfoList は、TDataList をコンポーネント化したもので、さらに個々のデータにコメントを付加する事が出来る様にしたものです。

TDataList と TInfoList は、いずれもほぼ同じプロパテイ・メソッド・イベントを持っています。

TDataList と TInfoList の違いを具体的に明記すると次の様になります。
・TDataList は、TPersistent を継承したクラスである。
・TDataList は、TDataBlock レコード型を基本データ型として使用する。
・TInfoList は、TComponent を継承したコンポーネントである。
・TInfoList は、TInfoBlock レコード型を基本データ型として使用する。
・TInfoList は、個々のデータにコメントを付加する事が出来る。

※TDataBlock は、次の様に定義されています。
type
TDataBlock = record
Data: PChar; // メモリ上のデータのポインタ(PChar 型)
Size: Integer; // データのサイズ(バイト単位 = 最大 2GB)
end;

※TInfoBlock は、次の様に定義されています。
type
TInfoBlock = record
Data: PChar; // メモリ上のデータのポインタ(PChar 型)
Size: Integer; // データのサイズ(バイト単位 = 最大 2GB)
Comment: String; // データに関するコメント(複数行で入力可)
end;

※TDataList と TInfoList には、以下の様に 4 通りのデータの表示形式があります。
・テキスト形式(バイナリデータはバイナリ表記文字列で、それ以外はそのまま表示)
・クリスタル形式(バイナリデータは表示せず、それ以外はそのまま表示)
・ダンプ形式(通常の 16 進ダンプ表示)
・バイナリ形式(バイナリデータは '.' で、それ以外はそのまま表示)

動作環境

TDataList & TInfoListの対応動作環境
ソフト名:TDataList & TInfoList
動作OS:Windows 7/Vista/XP/Me/2000/NT/98/95
機種:IBM-PC
種類:フリーソフト
作者: 槻 誠三