パラメータ保存用コンポーネント TParameter 0.9

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ソフト詳細説明

【 概要 】
アプリケーション作成の過程で、必らずと言っていいほど登場するのがアプリケーション終了時の状態を保存して、次回の起動時に同じ状態で起動する事が出来る様にするという工程です。

Tparameter は、この工程を簡素化する為に作成したコンポーネントで、ディフォルトでは、アプリケーションと同じフォルダにパラメータ保存用ファイルを作成し、そこに各パラメータを保存するという仕様になっています。各パラメータは「名前 = 値」という形式の文字列で表現されます。

例えば、実行ファイル名が、C:\Program Files\Sample\Sample.exe ならC:\Program Files\Sample\Sample.ini に保存する様になりますが、これとは別のフォルダに別のファィル名で保存する事も可能です。

保存する値には、整数型・文字列型・論理型・フォントスタイル型・浮動小数点型という5つのデータ型をサポートしています。ほとんどのデータ型のパラメータを保存出来ると思います。これ以外の場合は、型キャストあるいは、その型を String 型で表現する等の方法で保存して下さい。

レジストリにアプリケーションの情報を保存しませんので、可搬性が高くUSB メモリ等に入れて持ち運ぶ事の出来るアプリケーションの作成に向いています。

具体的には、アプリケーションの OnShow で Tparameter にファイルから各パラメータをロードし、OnCloseQuery で各パラメータに値をストアしてファイルに保存して終了するというイメージです。

通常は、各パラメータ用に多くの変数を用意する等して、大変面倒な作業を強いられるのですが、この様な変数を用意する必要もなくなり、ソースファイルの中身が大変スッキリします。

【 レジストリについて 】
Version 0.9 では汎用の関数で拡張子の関連付け関連の関数を6個と
長いファイル名 <===> 短いファイル名間の変換関連の関数を2個追加しています。
この中で拡張子の関連付けは、レジストリを操作します。
TParameter は、もともとレジストリを使わない事を主眼として作成したもの
ですが、同時にアプリケーション作成時に必要となる機能を持った汎用の関数
も同梱しています。拡張子の関連付けが必要になる場合もあるということで
御理解頂ければと思います。

動作環境

パラメータ保存用コンポーネント TParameterの対応動作環境
ソフト名:パラメータ保存用コンポーネント TParameter
動作OS:Windows XP/Me/2000/NT/98/95
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: 槻 誠三