肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-ado2) 0.3

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ソフト詳細説明

肺胞気・動脈血酸素分圧較差を求め、肺胞レベルのガス交換障害を判定されます。
日本語プログラムTTSneo作成のファイルの呼び出しによりその較差の応用問題を解く看護数式を展開しています。TTSneoの学習を兼ねた内容のものは、このHTMLの目次クリックにより実行できます。数式は次の通りです。A-aDo2=PAo2(肺胞内酸素分圧)
-Pao2(動脈血酸素分圧)(単位:mmHg) 。肺胞気と動脈血のガス分圧の差を肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-ado2)といいます。肺胞でのガス交換に障害がありますと増加します。また年齢とともに増加します。呼吸器系の検査の動脈血ガス分析(ABG)から得られる臨床情報の中で酸素分圧およびA-aDo2(肺胞動脈血酸素分圧較差)は拡散能、換気循環不均等分布や記入酸素濃度その他が推量されます。肺でのガス交換の状態を示す呼吸不全の有無をみる指標の酸素分圧は次の式から得られます。(登録済み)
A-aDo2=PAo2-Pao2={Fio2x(760-PAH2O)−PACO2/R}−Paco2 (PAo2=肺胞酸素分圧、Eio2=吸入酸素濃度、PAH2O2=肺胞水素気分圧、PACO2=肺胞二酸化炭素分圧、R=呼吸商(通常は0.8)
私のような高齢者(90歳前後)は、年齢による影響も受けています。以下の計算式でA-aDo2の予測値が得られます。大気呼吸下での正常値は7〜14mmHgと知られています。今回の看護数式では除外していますが、関心のある方は電卓呼び出しでチェックできる式です。年齢の影響を受けるA-aDo2予測値=2.5+0.21x年齢__GammonRB,JeffersonLS. Interpretation of arterial oxygen tension.Up-To-Date On-line 2004;Nov 今回は野中先生の看護数式の追跡学習をVBScriptでは、A-aDo2をPAo2より求め、それをPao2を引くことの較差を求めています。事例問題に患者の谷川岳のロープウェイ登山が課題されているのは、TTSneo日本語プログラミィングにより学習できるものにしています。標高のある登山にパルスオキシメータが必携の低酸素状態(ハイポキシア)を知る医療検査具となっていますが、一般に使用できる酸素飽和度は身近な健康管理の医療機・器具になっています。今回の肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-ado2)の看護数式は平易なツールにより呼吸器系の患者や年齢を問わず健常者の一般知識となるものです。医療術語に聞きなれないてものが多いために避けている方もいますが、気息奄々の老人には重要な看護数式となっています。

動作環境

肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-ado2)の対応動作環境
ソフト名:肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-ado2)
動作OS:Windows XP/Me/2000/98/95
機種:IBM-PC
種類:フリーソフト
作者: 原 系之助