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陸軍航空隊「インパール作戦」は、第二次大戦下、ビルマ(現ミャンマー)―インド国境の山岳地帯に位置する要衝インパール周辺において行われた、日本対連合軍の熾烈を極めた戦闘の一部を、支援する側である日本航空軍の立場からとらえたシューティングゲームです。
昭和19年(1944)3月8日に発起されたインパール作戦(ウ号作戦)は、当時日本軍が占領していたビルマから、国境付近に横たわるアラカン山系を超えて、インド方面への進出を企画した大作戦でしたが、作戦上の不備や連合軍の猛反抗などにより、突入した第15軍の全力3個師団は決定的かつ悲劇的な打撃を被り、戦死および戦傷病で倒れた日本軍兵士は七万二千人、生き残った兵士はわずか一万二千人程度にすぎなかったといわれます。日本地上軍は勇敢に闘いながらも、衰えることなき敵側の物量と人員に次第に圧倒されてゆき、補給線は絶え間ない連合軍の航空作戦により寸断され、衰弱した前線部隊は唯一の望みを空に託します。
そこでプレイヤーの目的はただ一つ、彼らを救援することです。日本陸軍航空隊の一パイロットとなって、襲いかかる敵航空兵力や対空砲火をかいくぐって最前線に突入し、攻撃支援任務、撤退支援任務、拠点攻撃任務、補給線切断任務などの緒任務を成功させ、眼下の地上軍を壊滅から解放してください。
本作品は前作である縦スクロールシューティングゲーム、「海軍航空隊」の次回作となる、「陸軍航空隊」(リリース済み)に先行する形で評価プレイ用としてリリースされました。陸上での航空支援という、海上とは全く違う設定に対処するため、前作とは異なる、「全方向シミュレーションシューティング」というゲーム方式を採用しています。シミュレーションすなわち、一定の作戦目標を目指してゲームが行われる方式と、それに相性が良い全方向シューティングとを融合させたものです。
全方向となったおかげで、技術的には労苦が360倍になったものの、その分ゲーム性とミッションの構築バラエティーは前作と比べて格段に向上しました。また同様に、前作に関して一定の評価を頂いたグラフィックに関しても、さらなる画質向上に努めた上、実に航空機1機あたり64枚ものアニメーション画像を作成することにより、よりなめらかで心地よいゲーム表示を実現しています。
ソフト名: | 陸軍航空隊「インパール作戦」 |
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動作OS: | Windows Me/2000/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | lol SYSTEMS |