Qflex2Installer.exe.zip ( Filesize: 9,329,277 )
Qflex2は、薬物動態学のコンパートメント理論に基づいた数学的モデル式を組み込んだ薬物動態シミュレーション・プログラムです。実際の臨床現場で使用する薬物を想定して、その薬物動態を表すモデル式をアプリケーション内に組み込んでいます。 組込みモデルは、薬物動態モデルの1-Compartment Modelのうち経口投与、急速静脈内投与、点滴静注の3種投与ルート別モデルを組み込んでいます。さら2-Compartment Modelにも対応し経口投与、急速静注投与、点滴静注投与の3種類の投与経路別モデルを組み込んでいます。
Qflexの特徴は、1-Compartment, 2-Compartmentの2種の薬物動態モデルにおける経口、静注、点滴静注の各投与ルートに対して、投与量、投与間隔、点滴速度、点滴時間をそれぞれ自由に設定し、自由に組合せ可能としたことにより、実際の医療現場での実施が想定される複雑な投与スケジュールに柔軟に対応し、その際の薬物動態をシミュレーションすることが出来る機能を持つ点です。さらにシミュレーション結果をグラフ化する以外に、時間軸をスキャンすることにより、その時間に対する濃度値を計算・表示する機能が最大の特徴です。またQflex2(ver.2.0)からは、グラフ表示後に主要な薬物動態パラメータを変化させながら、グラフを同時に変化させる機能(パラメータスキャン)を新設しました。
以前のバージョンとの違いは、それまでの多くのウィンドを使った操作環境を見直し、最小限のウィンドを用いた操作インターフェースを実現しました。また、REALbasicの最新ビルド環境であるREALbasic 2008 R4によって作成されていますので、動作安定性が向上しています。さらに、Windows環境でのMDIインターフェースをやめましたので、よりWindowsらしい操作環境で動作します。
ソフト名: | Qflex2 for Windows |
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動作OS: | Windows Vista/XP/Me/2000/NT |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 渋谷 正則 |